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中学歴史「ヨーロッパの大航海時代のポイントまとめ」

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中学歴史の「ヨーロッパの大航海時代」のまとめています。アジアの物資を手に入れるため、新航路の開拓をめざした。そのあたりについて、詳しく記述しています。それでは、 中学歴史の「ヨーロッパの大航海時代」のまとめです。

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大航海時代

十字軍の遠征やマルコポーロの『世界の記述(東方見聞録)』などの影響で、ヨーロッパの人々の間に香辛料(こしょうなど)・金・絹織物など、アジアの豊かな物資への要求が高まった。しかし、オスマン帝国が西アジアを支配し、この方面を通行する物資に重税をかけていたことや、イタリア商人がイスラム商人を通じて香辛料や絹織物などを入手して大きな利益を得ていたため、アジアの物資はたいへん高価だった。
中学歴史(新航路の開拓)

スペインとポルトガル

スペインやポルトガルの国王は、アジアの物資を安く入手し、貿易によって国を豊かにしようとして、イタリア商人やイスラム商人の勢力下にある地中海を通らずに直接、アジアに行く航路を求め、新航路の開拓を援助した。

コロンブス

コロンブスはスペイン国王の援助を受けて大西洋を横断し、1492年に西インド諸島に到達した。ヴァスコ=ダ=ガマはポルトガル国王の命令で、1497年にポルトガルを出発し、アフリカ南端をまわって、翌年、インドのカリカットに到達してインド航路を開拓した。また、マゼランはスペイン国王の命令で、船隊を率いて世界周航をめざした。マゼラン本人はフィリピンで先住民との戦いで死亡したが、部下が1522年、スペインに帰って世界周航を達成した。

ヨーロッパの世界進出

ポルトガル・スペインなどが、アジアやアメリカ大陸に進出した。

  • ポルトガル…インドのゴア、マレー半島のマラッカ、中国のマカオを根拠地に、初めアジア貿易を独占した。
  • スペイン…アメリカ大陸に進出し、アステカ帝国やインカ帝国を滅ぼし、マニラを根拠地にアジア貿易に進出する一方、1580~1640年ポルトガルを併合し、世界貿易を独占した。
  • イギリス…1588年にスペインの無敵艦隊を破 って海上権をにぎり, アジアや北アメリカに進出した。
  • オランダ…スペインから独立したオランダも東インド会社をつくって、バタビア(現在のジャカルタ)を根拠地に東南アジア の香辛料産地を支配した。
  • フランス…北アメリカ・インドに進出。
  • ロシア…シベリアへと進出。

以上が、中学歴史の「ヨーロッパの大航海時代」のまとめです。

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