「身近な地域の調査」についてのまとめです。注目されないところですが、案外、入試では、出題されるところですので、きっちり覚えて、差をつけていきましょう。それでは、中学地理の「身近な地域の調査」についてのまとめです。
身近な地域の調査
身近な地域の調査には、
- テーマ決め
- 調査
- まとめ
- 発表
と順序があります。
テーマを決める
- 自然や防災…川、山、気温、災害に対する防災対策など。
- 地域の歴史・発展…地域の歴史、歴史的遺産の分布など。
- 産業・土地利用…工業、土地利用の変化など。
- 環境問題…環境問題の取り組み、地域関係など。
- 人口…人口密度・分布、人口の増減、年齢人口構成など。
- 生活や文化…人々の生活、町並み、年中行事や祭りなど。
- 他の地域との結びつき…交通網の整備、通勤・通学の範囲、観光客の変化など。
調査の方法
調査の方法としては、文献資料の活用、野外観察、聞き取り調査などがあります。
- 地図の利用…地形図、環境地図などから読み取る。
- 文献調査…図書館、役所などで必要な書類を調べる。
- 野外観察・聞き取り調査…現地に行っても観察、話を聞く。
まとめる
まとめるとは、グラフなどを利用して分かりやすくまとめること。
発表方法
- レポートや新聞形式にして印刷して配布する。
- 写真、スライド、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)などを利用して発表する。
- 撮影したビデオ編集して、上映する。
- インターネットのホームページで活動を紹介する。
地形図
地形図の読み取り方をマスターすることが大事
地形図のきまりとして、まず縮図の確認1/10000、1/25000、1/50000のものがある。
- 等高線…土地の高低、起伏、尾根・谷といった地形の特色を読み取る。
- 地図記号…土地利用、町の様子、産業を読み取る。
特色のある地形
等高線のようすから大まかに特色をつかむ。
- 扇状地…山が山地から平地に出たところに広がる、扇形の傾斜地。
- 三角州…河口近くの土砂が堆積してできた低く平らな平地。
新旧の地形図を比較する
地域の昔と現在の様子がわかる。
- 地名と地域の様子、歴史との関係を読み取る。
- 地域の産業、構造の変化などを読み取る。
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