中2理科「電磁誘導の定期テスト過去問分析問題」ポイント解説付です。
電磁誘導の定期テスト過去問分析問題
【問1】図のように、コイルに棒磁石のN極を入れると、検流計の針が左側に振れた。これについて、次の問いに答えなさい。
(1) 図のように、磁石を動かしたときにコイルに電圧が生じる現象を何というか答えなさい。
(2) (1)のときに流れる電流を何というか。
(3) 図の器具を用いて、流れる電流をより大きくするには棒磁石をどのように動かせばよいか。簡単に書きなさい。
(4)コイルに棒磁石のS極を入れると、検流計の針が振れる向きは、左側、右側のどちらになるか答えなさい。
(5)(1)の現象を利用して、連続的に電圧を発生させ、電流をとり出せるようにした装置を何というか答えなさい。
【問2】次の問いに答えよ。
- 電流が流れでる電流のように、一定の向きに流れる電流を何というか。
- コンセントから取り出される電流のように向きと大きさが周期的に変化している電流を何というか。
- 交流で、1秒間に怒る電流の向きの変化の回数を何というか。
- 周波数の単位をカタカナで答えよ。
- 発光ダイオードの光り方で、光が連続しているのは、直流と交流のどちらか。
- コイルの中の磁界を変化させて、コイルの両端に電圧が生じる現象を何というか。
- 電磁誘導によって流れる電流を何というか。
- 磁界の変化が速いほど、誘導電流はどうなるか。
- 磁石の強さが強いほど、誘導電流はどうなるか。
- コイルの巻き数が多いほど、誘導電流はどうなるか。
電磁誘導の定期テスト過去問分析問題解答
【問1】
(1) 電磁誘導
コイルの中の磁界を変化させるとコイルに 電圧が生じ、電流が流れる。この現象を電磁誘導といい、このときに流れる電流を誘導電流という。
(2) 誘導電流
(3) 棒磁石を速く動かす。
コイルに入れる棒磁石の速さを速くすると、磁界の変化が大きくなり、誘導電流が大きくなる。
(4) 右側
棒磁石の極を逆にしたり、棒磁石を動かす向きを逆にすると、誘導電流の向きも逆になる。
(5) 発電機
【問2】
- 直流
- 交流
- 周波数
- ヘルツ
- 直流
- 電磁誘導
- 誘導電力
- 強くなる
- 強くなる
- 強くなる
誘導電流
誘導電流の向きは、磁石の動きを妨げる向き。
- 電磁誘導…コイルに磁石を出し入れして、コイル内の磁界が変化するとコイルに電圧が生じる(誘導電流)現象。
誘導電流の向き
外から加えた磁界の変化を妨げる向き。
外から加えた磁界の変化を妨げる向き。
- 磁石を近づける時…反対向きの磁界をつくる向き。
- 磁石を遠ざける時…同じ向きの磁界をつくる向き。
誘導電流の特徴
- 誘導電流は、磁石が動いてる間しか流れない.
- 誘導電流の強さは、磁石の動きが速いほど強い。コイルの巻き数が多いほど強い。
発電機
モーターは磁界から受ける力。発電機は電磁誘導の利用。
モーターは磁界から受ける力。発電機は電磁誘導の利用。
- 発電機…電磁誘導の現象を利用して、電流を連続して取り出せるようにした機械。
- 発電機の仕組み…コイルの間で磁石を回転させると、電磁誘導によって、コイルに電気が発生。発電機で起こさせる電流は交流。電流の向きと大きさが時間によって変化する。
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