中学歴史「元禄文化と化政文化のポイントまとめ」です。
元禄文化と化政文化の比較と元禄文化と化政文化の覚え方についてまとめています。
元禄文化と化政文化の比較
元禄文化のポイント
綱吉の時代の上方を中心に町人の文化が栄えた。上方(京都・大阪が中心)都市の勢いを表す経済力をつけた町人による新しい文化。
- 朱子学…儒学の1つで、身分の上下を重視する考え方。五代将軍徳川綱吉が幕府の学問とした。
- 浮世絵…版画として売られ、一般に広まる。
- 松尾芭蕉…俳諧を芸術にまで高め、「奥の細道」を表す。
浮世草子や歌舞伎など多くの大衆文化が発達した。
化政文化
幕府が奨励した朱子学のほか、国学・蘭学が発達した。化政文化は、19世紀の初めの江戸の庶民が担い手となった大衆文化である。教育の広がり、寺子屋や私塾が、庶民に教育を広めた。江戸時代後半、文化の中心は上方から江戸に移り、庶民の間の教育が普及しました。
- 国学…日本の古典を研究する学問。
- 本居宣長…日本の古典を研究。「古事記伝」を著す。
- 蘭学…オランダ語を通じ、ヨーロッパ文化を研究する学問。
- 杉田玄白…ヨーロッパの解剖書を翻訳し、「解体新書」出版。
- 伊能忠敬…全国の海岸線を測量。正確な日本地図を作る。
- 寺子屋…町や農村で、庶民に実用知識を教える。
- 藩校…藩がつくった、武士の人材育成のための学校。
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