中学英語の「関係代名詞」のまとめです。関係代名詞とは、文と文をつなぐはたらきをし、「主格」、「目的格」の用法があり、それぞれにも決まりがあるので、覚えることが多くなります、あいまいにすることなく確実に覚えていきましょう。それでは、中学英語の「関係代名詞」のまとめです。
関係代名詞
人やものについて説明を加える分をつなぐ語を関係代名詞といいます。関係代名詞には、who.which,thatなどがあり、説明する名詞によって使い分けます。関係代名詞に続く語句はその前の名刺を説明します。説明される名詞を「先行詞」といいます。
- Ken is a boy who plays soccer well.(ケンは、サッカーが上手な少年です。)
この場合、先行詞は「a boy」、関係代名詞は「who」ということになります。
主格の関係代名詞
説明される先行詞が「人」の場合、関係代名詞は、whoを使います。関係代名詞whoの文は、「先行詞+who+動詞」の順になります。
- Mai is a girl.
- She likes cats.
を関係代名詞を使って一文にすると、
- Mai is a girl who likes cats.(マイは猫が好きな少女です。)
主格の関係代名詞which
説明される先行詞が人以外の「もの、動物、ことがら」のとき、関係代名詞は、whichを使います。関係代名詞whichの文は、「先行詞(もの・動物・ことがら)+which+動詞」の順になります。
- I have a dog.
- It has long hair.
を関係代名詞を使って一文にすると、
- I have a dog which has long hair.(私は毛の長いイヌを飼っています。)
主格の関係代名詞that
関係代名詞thatは、説明される先行詞が「人」のときでも、人以外の「もの、動物、ことがら」のときでも使うことができます。関係代名詞thatの文は、「先行詞(人・もの・動物・ことがら)+that+動詞」の順となります。
目的格の関係代名詞
関係代名詞には、主格のほかに目的格とよばれるものがあります。先行詞のあとにつなぐ文の動詞の目的語の働きをしているものは、目的格の関係代名詞と呼ばれます。関係代名詞のあとは、「主語+動詞」がつづきます。
目的格の関係代名詞which
説明される先行詞が「もの、動物、ことがら」のとき、関係代名詞は、whichを使います。関係代名詞whichの文は、「先行詞(もの・動物・ことがら)+which+主語+動詞」の順になります。
- I like the cake.
- You made it.
を関係代名詞を使って一文にすると、
- I like the cake which you made.(私はあなたが作ったケーキが好きです。)
目的格の関係代名詞that
関係代名詞thatは、説明される先行詞が「人」のときでも、人以外の「もの、動物、ことがら」のときでも使うことができます。関係代名詞thatの文は、「先行詞(人・もの・動物・ことがら)+that+主語+動詞」の順となります。
目的格の関係代名詞の省略
目的格の関係代名詞which,thatは省略できます。
- I like the cake which you made.=I like the cake you made.
※主格の関係代名詞は省略できません。
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