中2理科の「ハチュウ類の特徴」についてまとめています。ハチュウ類は、陸上生活をするものが多いが、水中生活に適したなかまもいます。また、水辺や海で生活するハチュウ類も卵には殻があり、陸上でうみます。そのあたりについて、詳しく記述しています。それでは、中2理科の「ハチュウ類の特徴」のまとめです。
ハチュウ類の特徴
ハチュウ類の生活場所とからだの特徴として、トカゲ、ヤモリ、ゾウガメなどのハチュウ類の多くは、陸上で生活するが、水辺で生活するもの(イシガメ、ワニ) や海で生活するもの(ウミガメなど)もいる。ハチュウ類には、次のような特徴がある。
ハチュウ類のからだの表面のつくり
皮膚は、かたいうろこやこうらで おおわれている。うろこは皮膚の変化したものである。また、カメの体表にあるこうらは、皮膚や骨が変化したもので、からだの表面からは水分が蒸発しにくく、かわいたところでも生活できるようになっている。体温は外界の温度とともに変化(変温)するので、冬眠をするものが多い。
ハチュウ類のあし
ふつう、4本の短いあしをもっているが、あしの骨格はしっかりしていない。あしの骨も、背骨や腰の骨にしっかり結びついていない。このため、からだをあしだけで支えることができないで、はって歩くものが多い。
ハチュウ類のロ
するどい歯をもつものが多いが、カメの口には歯がない。
ハチュウ類の呼吸
肺呼吸をする。水中にはいったワニや海中で生活するウミガメも、呼吸するときには必ず鼻を水面から出して空気を吸う。
ハチュウ類の心臓のつくり
心室のしきりの壁は不完全で、2心房1 心室である。
ハチュウ類のなかまとそのふやし方
ハチュウ類は,おもにカメ類(アカウミガメ, スッポ ン), 有鱗類(シマヘビ, イグアナ), ワニ類(クロコダイ ル, カイマン)の3種類に分類される。陸上生活するものも、水中生活するものも,卵は陸上の土の中や落ち葉の下などにうみ(卵生)、なかまをふやす。
卵は、弾力性のあるじょうぶな殻でおおわれているため、水分の少ない陸上にうみ出されても、乾燥しにくくなっていて、まわりの温度でかえる。
以上が、中2理科の「ハチュウ類の特徴」のまとめとなります。
コメント