高校入試作文・小論文「苦手な教科も含め広く学ぶ意味について解答例」です。
苦手な教科も含め広く学ぶ意味について
【意見・主張】
苦手な教科・科目も含め広く学ぶことには自分の視野や将来の選択肢を広げる意味があると思う。今は苦手で不得意なものでも、成長していく中で考え方や思考が変わっていくかもしれない。その時のために今、幅広く学ぶことが大切なのだと思う。
【体験からの根拠】
私は小学生の頃、英語があまり好きではなかった。特に長文を読むことが嫌いで英語を学ぶ必要はあるのかと思っていた。しかし成長していく中で現代に生きる上でどれだけ英語が必要になるかが分かってきた。また、自分が覚えた単語が増えていくうちに英語が読みやすくなり、長文を読むのも楽しくなってきた。この様に、自分の考え方が昔と今で変化することは多くの人が経験することだと思う。そのため苦手なことも広く知っておく必要があるのだ。
【反対意見の考察】
一方で自分が得意なものを集中して学ぶべきだという意見もある。確かに一つのことに特化することも大切だ。しかしその場合でも、別の分野の知識から新しい視点を見つけられる。
【まとめ】
苦手なこと教科・科目を含め幅広く学んでおくことは、視野を広げ、自身の可能性を広げるために意味があることだと考える。
ワンポイントアドバイス
【心得:体験談は自己PRと認識すべし】
論文で「体験談」を記述する際は、「自己PR」と認識しましょう。今回のAさんの体験談のように、苦手なことを克服していくというプラスで結んでいくということは王道的な記述の仕方です。
困難をどう乗り越え、今があるのか。または、どう未来へつなげていくのかというのを一つの柱にしておきましょう。
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