中2理科の「ホニュウ類の特徴」についてまとめています。ホニュウ類は、骨格と筋肉がいっしょに動くため、すばやい運動ができる。そのホニュウ類について、詳しくまとめています。 それでは、中2理科の「ホニュウ類の特徴」です。
ホニュウ類
ホニュウ類とは、哺乳類と書き、うまれた子を親の乳で 育てるなかまという意味で、その多くは陸上で生活している。しかし、クジラやイルカなどのように水中で生活し いるものや、コウモリのように空を飛ぶものもいる。
ホニュウ類の特徴
からだの表面のつくり
体表は、表皮の変化したたくさん の毛でおおわれている。この毛は、熱が体外に逃げていくのを防ぐはたらきをし、一定の体温(恒温という)を保つの に役立っている。
あし
一般的に、下向きについた4本のあしをもち、すばやく運動して、えものをつかまえたり、敵からのがれたりしている。
呼吸
肺呼吸をする。水中で生活するクジラやイルカも肺呼吸するため、水面から顔を出して空気を吸いこむ。
心臓のつくり
血液を血管に送り出す2つの心室と血液 が流れこむ2つの心房がある。
なかまとそのふやし方
子は母体内である程度育ってからうまれる(胎生)。
ホニュウ類の分類
- 霊長類…ヒト、ゴリラ
- 偶蹄類…カバ、くじら、ラクダ
- 奇蹄類…ウマ、サイ
- 長鼻類…ゾウ
- 鯨類…クジ、シャチ
- 食肉類…イヌ、ライオン
- 翼手類…コウモリ
- げっ歯類…リス、ヤマネ
- 食虫類…モグラ
- 貧歯類…クイ、アルマジロ
- 有袋類…カンガルー、コアラ
- 単孔類…カモノハシ、ハリモグラ
などに分類され、ほとんどが、胎生でなかまをふやす。
比較
- 魚類(サメ、イワシ、サンマ、ウナギ、フナなど)
- 両生類(カエル、サンショウウオ、イモリなど)
- ハチュウ類(カメ、ワニ、ヘビ、トカゲ、ヤモリなど)
- 鳥類(ハト、ツバメ、ニワトリ、ペンギンなど)
- ホニュウ類(ウマ、人間、ウサギ、クジラ、イルカ、コウモリなど)
卵をうむホニュウ類
カモノハシは、繁殖期になると水辺の穴の中に巣をつく、そこに1~2個の卵をう む。卵は親があたため、卵からかえった子は母親の胸部の 毛ににじみ出てくる乳を飲んで育つ。このように、子が乳を飲んで育つことから、カモノハシはホニュウ類のなかまとされている。
以上が、中2理科の「ホニュウ類の特徴」のまとめとなります。
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