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中学国語「漢字の送り仮名のルール・つけ方」間違えやすい送り仮名一覧

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中学国語・漢字の「送り仮名」の付け方についてまとめています。送り仮名は、一つの言葉を漢字と仮名で書き表すとき、漢字の下につける仮名です。その送り仮名について掘り下げています。

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送り仮名の付け方の決まり

【基本ルール】形の変わる言葉(動詞・形容詞・形容動詞)は、変わる部分から送り仮名を付ける。

(例) 帰る-帰らない 赤い-赤くなる

原則に当てはまらないもの

  1. 「しい」で終わる形容詞は、「し」から送り仮名を付ける。 美しい-美しくなる、楽しい-楽しけれ(ば)
  2. 「か」「やか」「らか」を含む形容動詞は、その部分から送り仮名を付ける。静かだ 鮮やかだ 明らかだ
  3. 読み間違えやすいものなどは、よぶんに送り仮名を付ける。 味わう 危ない 新ただ

名詞には送り仮名を付けない

窓、手紙、今日など。原則に当てはまらないものとして、ほかの読み方と読み間違えやすいものには、区別するために付ける。後ろ、幸せ、情けなど。

  1. ほかの言葉から名詞になったものは、もとの言葉の送り仮名の付け方にならう。 (例)流れ-流れる、明るさ-明るい、確かさ-確かだ
  2. 例外として、次のようなものには送り仮名を付けない。 話-話す、光-光る、折-折る
  3. これまでの習慣に従い、送り仮名を付けないものがある。 合図、受付、立場、物語

副詞・連体詞は最後の音節を送る

必ず、少し、自らなど。原則に当てはまらないものとして、直ちに、大いに、明くるなど。

複合語の送り仮名

三つ以上の言葉が一つになったもの)の場合は、もとの送り仮名の付け方による。

  • 受け取る-受ける+取る
  • 聞き苦しい-聞く+苦しい

原則に当てはまらないものとして、組合、小包、試合、日付など。

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間違えやすい漢字の送り仮名一覧

読み 正しい 間違い
あぶない 危ない 危い
あらわす 表す 表わす
あわただしい 慌ただしい 慌だしい
うけたまわる 承る 承わる
おぎなう 補う 補なう
おさない 幼い 幼ない
おこなう 行う 行なう
すてる 捨てる 捨る
みじかい 短い 短かい
たしかめる 確かめる 確める
ことわる 断る 断わる
こころみる 試みる 試る

以上が、中学国語・漢字の「送り仮名」の付け方となります。

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