中学国語の「随筆の読解の仕方・解き方」のまとめ

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中学国語の「随筆の読解の仕方・解き方」のまとめです。随筆の読解の仕方・解き方に関して、随筆の特徴、その例、主題のつかみ方などにふれています。それでは、中学国語の「随筆の読解の仕方・解き方」のまとめです。

随筆の特徴

筆者独自の感覚、考え方、ものの見方が強く表れます。筆者が実際に体験したことや見聞したことがもとになるので、筆者の生き方や暮らし方に密着した内容が書かれることが多いです。

扱われる内容もさまざまで、日常生活の中にある、ちょっとしたことも含めて、筆者が関心をもったものならば、どんなものでも題材になります。

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(例)枕草子

枕草子は、平安時代に清少納言が書いた随筆です。

<古文>
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。

夏は夜。月のころはさらなり、やみもなほ、ほたる飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。

秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。

冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もてわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。 (枕草子 第一段)

以上のような随筆ですが、

  • 宮中で体験したことの思い出
  • 身近な人々の言動についての感想
  • 季節はいつがいいと思うなどの考え

などがそれぞれのまとまりで、文章にまとめられています。

  • 旅行中に体験したことをや見聞したことを書いたものを特に、「紀行文」といいます。

随筆の解き方

その文章の中で筆者が最も言いたいことが主題(テーマ)です。筆者が心を動かされていることがわかる表現に注目します。

主題をつかむ

キーワード話題をおさえます。繰り返し出てくる言葉がキーワード、言葉を変えて何度も説明されていることが話題です。話題について考えや意見、思ったことを述べている中で、主題が述べられていることが多いです。

筆者の視点をとらえます。筆者のものの見方、考え方をおさえます。話題についての意見や感想だけでなく、その背景にある考え方も含めて考えます。「筆者は何を言いたくてこの文章を書いたのだろう?」と考えてみるといいでしょう。

随筆の流れ

  1. 筆者の体験・見聞した事実(話題)
  2. 体験や見聞から、考えたこと・感じたことについての説明(筆者の視点)
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