高校入試対策面接「志望理由の答え方のコツ」について記述しています。必ず面接で聞かれるのが「志望理由」です。しかし、多くの受験生が戸惑うのが、「志望理由書」と同じことを言っていいのか?という疑問です。そのあたりについても記述しています。それでは、高校入試対策面接「志望理由の答え方のコツ」です。
志望理由
志望理由は、「志望理由書」を提出しているケースも多く、答えやすい反面、暗記している受験生も多く、暗記していることをただ言うだけの受験生も多く、熱意がこもらなくなるケースも少なくないので注意が必要です。そうならないためにも、ポイントがあります。それは、以下の3つです。
・志望理由書は丸暗記しない。
・キーセンテンスを覚えておく。
・言うべきことは3つ。
以上のことを抑えておくと大丈夫です。それぞれ掘り下げていきます。
志望理由書は丸暗記しない。
志望理由書は丸暗記してはいけません。丸暗記してまうと、面接のとき、それを思い出そうと話してしまうので、熱意がこもらなくなる場合が多くなります。俳優や女優であるならまだしも、素人である受験生が、セリフを丸暗記をして、感情を込めるということは至難の業です。
また、丸暗記をしていると、本番で、緊張のあまり、暗記した文章が出てこなくなり、そこで固まってしまう受験生もいます。本来なら、志望している高校なので、理由はしっかり言えるのが当たり前ですが、固まって言葉が出てこなくなった時点で、いい印象を与えることはできません。
キーセンテンスを覚えておく
志望理由書は丸暗記はしなくては、いいですが、言っておきたいことのキーセンテンスは覚えておきましょう。これだけは、言っておきたいことは、自分の言葉で書かれた文章を覚えるということです。ちょっと飾った文章でも構わないでしょう。
ちょっと飾った文章とは、「運命」「一番行きたい」「御校での学ぶこと以外考えられない」など、思いあふれる言葉ということになります。
面接で言うべきことは3つ
志望理由で言うべきことは3つです。その柱は必ずいれておかなければなりません。それは、
- きっかけ
- 高校で学びたいこと(その高校でしか学べないことだったらなおよい)
- 高校卒業後のこと
の3つです。
きっかけ
きっかけは、「きょうだいや先輩が通っていて憧れていた」、「高校説明会の模擬授業がわかりやすかった」「自分が目指す大学への進学実績がある」などになるでしょう。
学びたいこと
高校で学びたいことは、できれば、その高校でしか学べないことや学びの施設、行事などを織り交ぜられるといいでしょう。そして、高校卒業の進路が明確に決まっていれば、そのことを明言することで、説得力が増していきます。
面接での志望理由のまとめ
志望理由で、奇をてらう必要はありません。その他の受験生と似たようなものになるのは当たり前です。違いを出せるのは、熱意です。しっかり、言葉に重さをのせて発言していきましょう。暗記では、それはなかなか難しいことです。
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