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【注意点】高校入試面接でやってはいけないこと

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【注意点】高校入試面接でやっていはいけないことについてです。「身だしなみ」、「話し方」、「表情」の観点から記述しています。【付録】もあるので、最後まで読んでみてください。

身だしなみについて

面接官、試験場に入室する瞬間からあなたのことを見ています。この時、まず最初に目に入るのは、身だしなみです。身だしなみが整っていれば、「中学校の校則を守れているな。」「しっかりとした受験生だ。」などと好印象を持ってもらえるでしょう。逆に、乱れた服装や髪型など、身だしなみが整っていないと悪印象を与えてしまいます。面接官に好印象を持ってもらえるように、身だしなみを整えることを意識しましょう。

■清潔感を保つこと
あくまでも中学生らしい清潔さが大切。「髪や爪を整える。」「ひげを剃る。」「 肩に落ちたフケを取る。」といったささいなことにも気をつけると、与える印象が大きく変わります。

【やってはいけないこと➀】茶髪に染める。化粧をする。眉を剃る。などといったことは、言語道断です。

■制服を正しく着ること
面接には中学校指定の制服で臨むこと。その時、校則に従った制服の着方をしましょう。高校側は、校則をはじめ与えられたルールをしっかり守れる受験生を高く評価します。また、制服やワイシャツにアイロンをかけるなどして、制服をていねいに着ていることも大切です。中学校で制服が決められていない時は、派手な色や形でない「中学生らしさ」が感じられるものを選びましょう。

【やってはいけないこと➁】手を加えた制服、腰パンなど

■細かいところまで気を配ること
靴を磨いておく。爪先の汚れを取り除いておく。靴下もずれたはき方をしないなど、細かいことにも気を配りましょう。面接官はそういった細かいところまで目を光らせています。細かいところまで注意が行き届いていると、「この受験生はつねに身だしなみには気をつけているな」と高い評価が得られます。

【やってはいけないこと➂】爪が長い、靴が汚いなど

姿勢に気をつける

美しい姿勢は好印象を与える。 面接官に与える印象を大きく左右するものに姿勢があります。本人が気がついていない 悪い姿勢は悪印象を与えますので、正しい姿勢の保ち方を知って、日頃から練習しておきましょう。

  • 頭を傾けない…頭を傾けると面接官に不安定な印象を与えます。
  • 背筋を伸ばす…背筋を伸ばし、緊張感を保った姿勢を心がけます。頭のてっぺんを上から引っ張られているようにイメージするとよいでしょう。
  • 手先や足先まで意識する…指先をまっすぐに保ったり、両足のかかとをつけたり、片足だけに重心がかからないようにしたりするなど、手の先や足の先まで意識しましょう。
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面接での話し方

面接では、口をはっきり開けて話し、声の大きさにも気を配る必要があります。また、話すスピードと声の高低・強弱が決め手となります。

面接では、あなたが思っていることや考えたことを言葉にしなければなりません。言葉がきちんと面接官に伝わるように、話し方にも工夫をしなければなりません。

重要な要素が声の大きさです。 面接試験は多くの場合、教室や会議室で行われます。教室や会議室などのような比較的大きな会場では、ふつうの会話の時の大きさで話すと、声があまり通りません。

また、声が拡がって散らばるため、はっきりと聞き取れないこともあります。そのため面接の時はやや大きめに声を出し、口をはっきりと開けて話すように心がけて、あなたの発言が面接官に、しっかりと伝わるようにしなければなりません。

話すスピードと声の高さ、それに声の強弱に気を配るようにします。同じ内容のことを話していても、その話し方によって相手の受け止め方が違ってくるので、いい話し方ができれば面接官に与える印象もアップするに違いありません。

■話すスピード
早口で話すと、「緊張している」「落ち着きがない」という印象を与えがちで、よくありません。そんな時、大切なところはゆっくりと、そうでないところは早口にならない程度にやや速めに話すなど、話すスピードに少しメリハリをつけると、印象深く聞いてもらえます。

【やってはいけないこと➃】早口で話す

■声の高さ
高い声で話すと、どうしても相手に「緊張して上ずっている」「幼稚っぽい」と悪いイメージを与えかねないので、声が高くなりすぎないように気をつけます。

そうすることで、落ち着いた低めの声の方が説得力のある話し方ができます。ただ、あまり低くなりすぎると「ボソボソ」話しているような感じにとられるので、気をつけましょう。

【やってはいけないこと➄】意識しすぎた声(余所行きの甲高い声など)

■声の強弱
強い声で話すと、相手に強いインパクトを与えるという効果がある一方で、怒って話しているという印象を与えがちです。逆に弱い声だと、ハリがなく自信のない発言のイメージを与えてしまいます。

そうならないために、重要なところは声を強め、そうでないところは適度な強さの声で話すなど、声の強さにもメリハリをつけて話す工夫をすると、印象深い話し方ができます。

【やってはいけないこと⑥】場にそぐわない声の大きさ(あまりに強い声やか細い声など)

■言葉づかい
正しい言葉づかいに慣れておく必要があります。若者言葉や話し言葉は言語道断です。面接では、面接官が不快に思う話し方をしてはいけません。面接官は、特に若者言葉や話し言葉を使う中学生にはあまりよい印象を持たないので注意が必要です。これらの言葉は、知らないうちに使っていることが多いので、日ごろから気をつけていきましょう。

【やってはいけないこと⑦】若者言葉や話し言葉は使わない。
  • 若者言葉…「超○○」「普通に~」「一応~」「~じゃん」など、主に若者が日常的に使っている言葉のことです。面接の時に使う言葉としては適当ではありません。
  • 話し言葉…「..じゃない」「そんな」「やっぱり」「だけど」など、日常の会話でよく用いられる言葉のことです。公式な場で用いる言葉としては難があるので、使わない方がいい。

表情について

会話をする時には、話の内容を聞くだけではなく、話している。相手の表情も見るものです。その時、話の内容と表情とが矛盾していたら、どうしても表情から受ける印象の方を優先してしまうのではありませんか。

例えば、深刻な内容を話しているにもかかわらずに、笑顔が浮かんでいるようなら、「それほど深刻でもないのだな」と感じてしまう、といった具合です。このことは面接の時でも同様で、あなたが自信のない表情や職い表情で答えていれば、それが面接官にも伝わります。

逆に、自信のあるさわやかな表情で答えていれば、面接官にもそれが伝わり、印象がよくなるに違いありません。話している時の表情は、実は大きな働きをするのです。

【やってはいけないこと⑧】話の内容と表情を合わせる。終始、無表情はダメ!

■いい表情をつくるポイント
いい表情をつくるポイントは、大きく3点あります。この3つをつねに意識して、相手に よい印象を与える話し方を心がけましょう。

➀口角を引き上げる
口角とは、唇の左右のはしの部分を指します。ここを引き上げることを心がけると、さわやかな表情を作ることができます。逆に、口角をゆるめたり、さらに進んで口を開きっぱなしにしたりしておくと、だらしなく見えます。

➁目を大きめに聞く
目を開いて相手を見つめると、その人の意志や内 面の強さなどが現れていると感じさせます。そのようにして話すと、話の内容に力強さを与えるとともに、よい印象で受け取ってもらえます。

➂目線はまっすぐ
水平にあごを引き、面接官の目元からのど元ネクタイの結び目の位置)あたりを見るようにします。そうすることで、あなたの目線はほぼ水平になります。話す時は目線を水平にすることを忘れてはいきません。目線が水平ではなく、下から見上げる目線が上調きと暗い印象に、上からのぞきこむと横柄な輝象を与えるので、どちらも避けましょう。

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【付録】他の受験生と差をつけるために

高校側がほしい受験生とは「意欲」「能力」「人間性」の3つが高い人です。

この3つのことを見抜くために、面接試験では面接官はどんなところを見るのか、つまり「面接官の視点」とでも言うべきものをまとめておきます。

意欲の高さを見る視点

意欲の高さを見るには、受験生から入学への意欲や志望学科・コースへの関心があるかどうかなどがどれくらい感じられるかをチェックします。志望高校や志望学科・コースについて、前もってしっかり調べている受験生ならば、それらに対する熱意や自信は、答えの中身や表情、態度などに必ず現れるものです。

能力の高さを見る視点

能力の高さを見るには、受験生の素顔と提出書類の内容をチェックします。 面接試験では、提出書類だけではわからない「あなた」を知ろうとしています。例えば、受験生自身に関する質問をし、その答えを通して受験生の価値観・粘り強さ・計画性・主体性の有無などを見ています。

それと同時に、面接での本人の発言と提出書類などの内容とを照らし合わせて、つじつまがあっているか、矛盾がないかどうかも見ています。それは、本当に本人が考えて書いたものか、他の人に頼りすぎていないか、といったことを見るためです。

人間の高さを見る視点

人間性を見るには、面接にふさわしい言動ができるかどうかをチェックし、面接という場であることを考えて、中学生としてふさわしい発言がでまきまえた行動ができるかどうかを見ているのです。

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【付録】面接で合格を勝ち取るために

先ほどの3つの視点を見られるわけですから、その視点に立って、対策をとっていきます。さらに、「見た目」「話し方」「答え方」 をしっかり自分のものにしておくことです。

「見た目」を大切にする

熱意があり、なおかつ、模範的な中学生であることを演出するためには、いわゆる「見た目」に気を配ることも重要です。「見た目」とは、具体的には服装や髪型のほか、態度や表情、立ち居振る舞いなどのことです。

面接官はあなたの「見た目」のすべてを観察しています。なかでも、第一印象は面接官に大きな影響を与えることがしばしばあるので、しっかりと意識しておかなければなりません。

相手に伝わる話し方を身につける

面接試験では、あなたが思っていることや考えたことを言葉にして、面接官の先生に伝えなければなりません。そのために大切なことは、面接官に理解してもらえるような話し方を身につけておくということです。

それ以外にも、面接試験の場にふさわしい言葉づかいにも気を配る必要があります。

きちんと答える

面接試験の基本は、質問されたことに対してきちんと正しく答えることです。それができるためには、どういったことを問われているのかを正確につかむことが何よりも重要になります。いくら正しい言葉づかいができていても、中身が的外れな答えでは評価されません。

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