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高校入試面接での注意事項まとめ

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高校入試対策・面接「いい身だしなみと姿勢の作り方」についてまとめています。

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いい身だしなみ

面接官、試験場に入室する瞬間からあなたのことを見ています。この時、まず最初に目に入るのは、身だしなみです。身だしなみが整っていれば、「中学校の校則を守れているな。」「しっかりとした受験生だ。」などと好印象を持ってもらえるでしょう。逆に、乱れた服装や髪型など、身だしなみが整っていないと悪印象を与えてしまいます。面接官に好印象を持ってもらえるように、身だしなみを整えることを意識しましょう。

清潔感を保つこと

あくまでも中学生らしい清潔さが大切。髪や爪を整える。ひげを剃る。 肩に落ちたフケを取る。といったささいなことにも気をつけると、与える印象が大きく変わります。茶髪に染める。 化粧をする。眉を剃る。などといったことは、言語道断です。

制服を正しく着ること

面接には中学校指定の制服で臨むこと。その時、校則に従った制服の着方をしましょう。高校側は、校則をはじめ与えられたルールをしっかり守れる受験生を高く評価 します。また、制服やワイシャツにアイロンをかけるなどして、制服をていねいに着ていることも大切です。
中学校で制服が決められていない時は、派手な色や形でない「中学生らしさ」が感じられるものを選びましょう。

細かいところまで気を配ること

靴を磨いておく。爪先の汚れを取り除いておく。靴下もずれたはき方をしないなど、細かいことにも気を配りましょう。面接官はそういった細かいところまで目を光らせています。細かいところまで注意が行き届いていると、「この受験生はつねに身だしなみには気をつけているな」と高い評価が得られます。

姿勢に気をつける

美しい姿勢は好印象を与える。 面接官に与える印象を大きく左右するものに姿勢があります。本人が気がついていない 悪い姿勢は悪印象を与えますので、正しい姿勢の保ち方を知って、日頃から練習しておきましょう。

  • 頭を傾けない…頭を傾けると面接官に不安定な印象を与えます。
  • 背筋を伸ばす…背筋を伸ばし、緊張感を保った姿勢を心がけます。頭のてっぺんを上から引っ張られているようにイメージするとよいでしょう。
  • 手先や足先まで意識する…指先をまっすぐに保ったり、両足のかかとをつけたり、片足だけに重心がかからないようにしたりするなど、手の先や足の先まで意識しましょう。
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面接での話し方のポイント

面接では、口をはっきり開けて話し、声の大きさにも気を配る必要があります。また、話すスピードと声の高低・強弱が決め手となります。

面接では、あなたが思っていることや考えたことを言葉にしなければなりません。言葉がきちんと面接官に伝わるように、話し方にも工夫をしなければなりません。重要な要素が声の大きさです。 面接試験は多くの場合、教室や会議室で行われます。教室や会議室などのような比較的大きな会場では、ふつうの会話の時の大きさで話すと、声があまり通りません。

また、声が拡がって散らばるため、はっきりと聞き取れないこともあります。そのため面接の時はやや大きめに声を出し、口をはっきりと開けて話すように心がけて、あなたの発言が面接官に、しっかりと伝わるようにしなければなりません。

話すスピードと声の高さ、それに声の強弱に気を 配るようにします。同じ内容のことを話していても、その話し方によって相手の受け止め方 が違ってくるので、いい話し方ができれば面接官に与える印象もアップするに違いありません。

話すスピード

早口で話すと、「緊張している」「落ち着きがない」という印象を与えがちで、よくありません。そんな時、大切なところはゆっくりと、そうでないところは早口にならない程度にやや速めに話すなど、話すスピードに少しメリハリをつけると、印象深く聞いてもらえます。

声の高さ

高い声で話すと、どうしても相手に「緊張して上ずっている」「幼稚っぽい」と悪いイメージを与えかねないので、声が高くなりすぎないように気をつけます。そうすることで、落ち着いた低めの声の方が説得力のある話し方ができます。ただ、あまり低くなりすぎると「ボソボソ」話しているような感じにとられるので、気をつけましょう。

声の強弱

強い声で話すと、相手に強いインパクトを与えるという効果がある一方で、怒って話しているという印象を与えがちです。逆に弱い声だと、ハリがなく自信のない発言のイメージを与えてしまいます。そうならないために、重要なところは声を強め、そうでないところは適度な強さの声で話すなど、声の強さにもメリハリをつけて話す工夫をすると、印象深い話し方ができます。

言葉づかい

正しい言葉づかいに慣れておく必要があります。若者言葉や話し言葉は言語道断です。面接では、面接官が不快に思う話し方をしてはいけません。面接官は、特に若者言葉や話し言葉を使う中学生にはあまりよい印象を持たないので注意が必要です。これらの言葉は、知らないうちに使っていることが多いので、日ごろから気をつけていきましょう。

若者言葉
「超○○」「普通に~」「一応~」「~じゃん」など、主に若者が日常的に使っている言葉のことです。面接の時に使う言葉としては適当ではありません。
話し言葉
「..じゃない」「そんな」「やっぱり」「だけど」など、日常の会話でよく用いられる言葉のことです。公式な場で用いる言葉としては難があるので、使わない方がよいでしょう。
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いい表情の作り方

会話をする時には、話の内容を聞くだけではなく、話している。相手の表情も見るものです。その時、話の内容と表情とが矛盾していたら、どうしても表情から受ける象の方を優 してしまうのではありませんか。例えば、深刻な内容を話しているにもかかわらずに、笑顔が浮かんでいるようなら、「それほど深刻でもないのだな」と感じてしまう、といった事 合です。

表情も伝わる

このことは面接の時でも同様で、あなたが自信のない表情や職い表情で答えていれば、それが面接官にも伝わります。逆に、自信のあるさわやかな表情で答えていれば、面接官にもそれが伝わり、印象がよくなるに違いありません。話している時の表情は、実は大きな働きをするのです。

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いい表情をつくるポイント

いい表情をつくるポイントは、大きく3点あります。この3つをつねに意識して、相手に よい印象を与える話し方を心がけましょう。

口角を引き上げる

口角とは、唇の左右のはしの部分を指します。ここを引き上げることを心がけると、さわやかな表情を作ることができます。逆に、口角をゆるめ たり,さらに進んで口を開きっぱなしにしたりしておくと、だらしなく見えます。

目を大きめに聞く

目を開いて相手を見つめると、その人の意志や内 面の強さなどが現れていると感じさせます。そのようにして話すと、話の内容に力強さを与えるとともに、よい印象で受け取ってもらえます。

目線はまっすぐ

水平にあごを引き、面接官の目元からのど元ネクタイの結び目の位置)あたりを見るようにします。そうすることで、あなたの目線はほぼ水平になります。話す時は目線を水平にすることを忘れてはいきません。目線が水平ではなく、下から見上げる目線が上調きと暗い印象に、上からのぞきこむと横柄な輝象を与えるので、どちらも避けましょう。

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予想外の質問の対処の方法

面接試験対策として、質問されるであろう内容を考え、答えも用意し ませんが、実際の面接試験では、あらかじめ考えておいた質問以外のこことがよくあります。そんな時はどうすればよいのでしょう。

そんな時の対処法としては、とりあえずはできるだけ粘って考えるということは大切です。すぐに「わかりません。」と投げてしまわないで、例えば。「いま時間をいただけませんか。」などと言って考えるのです。そうすれば、必ず何かは浮かんでくるものです。

答えが浮かばない場合

どうしても考えつかなかったり、その話題自体を知らなかったりしたときはどうでしょう。そんな時は、「そのことは残念ながらわかりませんが、家に帰ったら調べてみますなどと、前向きな姿勢を示しながら答えるようにします。たとえ答えられなくても、この「前向きな姿勢」は評価されるはずです。

あいまいな知識をもとに知ったかぶりをして答えたり、ましてウソをついて答えたりするのはよくありません。そんなことをしてもすぐに見破られて、最悪の結果にしかなりません。

さらに、わざとあなたの心をかき乱すような質問や反論を面接官が投げかけてくる場合がないとは言えません。これを圧迫面接というのですが、こういう時には決して感情的になってはいけません。まずは、こういう面接があることを知ったうえで、怒りや反抗の気持ちを抑える努力をしましょう。そして、そのような挑発には乗らずに、自分の思うところを冷静に答えられれば申し分ありません。

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面接の流れ(入室から退出まで)

面接は以下のような順序(手順)で行われることが多いです。流れをしっかり頭の中にイメージしておくとともに、何度か練習して慣れておくことが何よりも大切です。

  • 入室…試験が行われる部屋に入ります。
  • 着席…席に座るように言われてから座ります。
  • 質問に答える…面接官の質問に対してしっかりと答えます。
  • 離席…試験が終わったら、席を立って離れます。
  • 退室手…試験が行われた部屋から出ます。

面接の基本は、面接が始まってから終わるまで、模範的な中学生であることを面接官に「見せる」(演出する)ことがポイントです。そのためにはつねに、明るく、はきはきと、礼儀正しく、さわやかで、しっかりとした受け答えをし、テキパキ動くということです。

入室

「次の人、どうぞ」などと呼ばれるので、聞き逃さないこと。自分の名前を呼ばれたら、はっきりとドアをノックし、静かにドアを開ける。さわやかな笑顔とともに「失礼します」と言って入室する。ドアを静かに閉め,その場で試験官に向かって直立し、一礼する。

着席

席(椅子)の前まで進む。椅子の横に立ち、「受験番号何番、~です。よろしくお願いします」と言って、一礼する。この時はまだ座らない。面接官から「座ってください」などとと指示されてからはじめて、静かに着席する。この時、できるだけ音を立てないように注意すること。椅子をらんぼうに引いたりすると、経験があると思いますが、耳ざわりな音が出るので、特に気をつけましょう。日ごろから、学校生活の中で、静かに椅子を引くように心がけましょう。座った時の姿勢は、背もたれに寄りかからず、背筋をしっかりと伸ばす。

質問に答える

質問をよく聞いて理解し、それに対して正しく答える。質問を聞いている時はもちろんのこと、質問に答えている時も、表情や姿勢に気を配ることを忘れないようにする。面接官の方にきちんと体を向け、面接官の目元あたりを見ながら話すこと。話している間は視線を動かさない。話し言葉や若者言葉を使わず、敬語を適切に用いる。

離席

「はい、結構です」など、面接が終わったことを告げる面接官の言葉を聞いてから、静かに椅子の側に立つ。この時も音を立てないようにくれぐれも注意しよう。立ったらその場で、さわやかな笑顔とともに「あ りがとうございました」とお礼の言葉を述べ、一礼する。

退室

ドアの方へ静かに進む。ドアの前で試験官の方へ向き直り、「失礼します と言ってもう一度一礼する。ドアを静かに開けて部屋の外に出る。この時、終わった安心感から、ドアをバタンと激しく閉めたり、聞こえないと思って「終わったあ~」などと大声を出したりしたら、それまでの努力は水の泡です。気を付けましょう。家に着くまでが、面接だと思います。気を引き締めておきましょう。

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面接の種類と形式

志望校の形式を前もって調べておく必要があります。。 面接試験の方法(形式)としては、おもなものに個別面接、集団面接、保護者面接の3 種類があります。それぞれの方法の特徴を知っておきましょう。それとともに、繰り返しになりますが、自分の志望校はどの方法で行われるのか、前もって調べておかなければならないことは言うまでもありません。

個別面接

受験生一人と面接官(高校の先生)の間で行われる面接のことです。この場合、面接官の人数は一人の時も複数の時もあります。多くの高校では個別面接を採用しています。また、面接官が複数のときは、発問している先生を見るようにし、答えるときは、その発問した先生向けて解答するようにしましょう。

集団面接

集団面接はグループ面接ともよばれ、一度に複数の受験生と面接をして審査する試験のことです。ただし、この方法でもあくまでも面接官と受験生一人ひとりとの対話で進められ、受験生どうしが会話することはありません。また,。対応のしかたも個別面接と同じと考えてかまいません。 集団面接のばあい、全員に同じ質問が投げかけられることがほとんどのため、自分の回答内容が、他の受験生と同じ場合があります。その場合は、「前の人と同じで、前の人と似ていますが…」などと一言添えるかたちで、自分なりの回答をすれば問題ありません。

保護者面接

基本的には個別面接と同じですが、受験生本人のほかに保護者も参加して行われる形式です。これは、私立小学校で多くみられる形式であり、高校受験では、そこまで多くありません。「親を見れば子がわかる」と言われることがありますが、保護者への質問をすることで受験生の日頃の様子などを知ろうとしています。この形式では、受験生と保護者が同席するケース(同伴面接)のほかに。別々に行うケースもあります。

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面接試験がある理由

面接試験とは、面接官(高校の先生)が受験生に対してさまざまな質問をする試験の方法です。もちろん、受験の時に提出する各種の書類や調査書などもチェックされますが、それらの書類だけでは見抜けない受験生の特徴も多くあるはずです。そこで受験生と直接会い、質問に対する受け答えなどを通して受験生の本当の姿を見抜こうとするのが面接試験なのです。もちろん質問に対する答えの中身だけではありません。

外見や態度

面接試験にのぞんでいる時の表情や態度なども含めて、「この受験生は我が校に入学させてよいかどうか」を見抜こうとしています。でうsので、受験生側としては、「高校がどういう受験生を求めているのか:を知り、自分がそういう人物であることを表現しているころになります。もちろん、そこにウソがあってはいけません。すぐに見抜かれます。

ふさわしい人物

高校側はどういう人をほしがっているのでしょうか。

1.入学意欲の高い受験生

面接官は、真剣に志望している受験生を合格させたいと思っています。そのため「この高校に入学しなければならない」という理由を、自信を持ってはっきりと説明できる受験生ほど高く評価されます。面接の時の質問で最も多いのは志望理論に関するものですが、 これはその現れといえます。

2.能力の高い受験生

高校側は、できるだけ能力の高い受験生を合格させたいと思っています。中学校での成績がよければ、それだけ高い学力を持っていることがわかります。また、能力は学力だけではありません。部活動での実績のほか、生徒会・委員会・ボランティアなどの活動への参加状況なども、受験生の能力の高さを見る材料になります。そのため面接では。れらの活動内容をたずね,よりくわしいことを聞き出そうとします。

3.優れた人間性を持つ受験生

高校側は、入学した人にできるだけよい学習環境(学校環境)を提供したいと思っています。多くの人が学ぶ場所ですから、その環境を乱すおそれのある人を入学させたいとは思わないのです。わざわざ面接試験を行うのは、このことを見極めるためだと言ってもいい過ぎではありません。つまり、面接試験を行うのは、その高校がしっかりとした人間はを持った受験生の入学を望んでいるという姿勢の現れなのです。

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