中学公民の「新しい人権」のまとめ

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中学公民の「新しい人権」についてまとめています。 新しい人権の登場しています。そのあたりについて、詳しく記述しています。それでは、中学公民の「新しい人権」のまとめです。

  • 環境権…人間らしい生活ができる環境を求める権利
  • 知る権利…国や地方公共団体に情報の公開を求める権利
  • プライバシーの権利…私生活をみだりに公開されない権利
  • 自己決定権…自分の生き方などについて,自ら決定する権利

環境権

工業化や情報化が進み、社会が急激に変化した。それに伴って、新しい人権が主張されるようになってきた。 環境権とは、人間が、健康で快適な生活環境を求める権利のことで、1960年代以降、公害による被害が続出した中で、憲法第13条の「幸福追求の権利」、第25条の「生存権」などを根拠に主張されるようになった。

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環境アセスメント

地域開発など大規模な工事による環境破壊を防ぐために、環境アセスメント(環境影響評価)法などが定められている。また、地球環境問題に対する国際協調や将来への環境保全に向けて、環境基本法を定め、環境行政を総合的に進めている。
確認中学公民の「公害の種類と環境保全対策」のまとめ

知る権利

国民が政治に参加するためには、さまざまな情報を入手する必要がある。そこで、憲法第21条の「表現の自由」を、情報を受ける国民の側からとらえた 権利として、知る権利が主張されるようになった。

情報公開条例

そのため多くの地方公共団体が情報公開条例を制定し、まただれでも国の行政機関に対して、行政文書の公開を請求できるとした情報公開法を定め、国の行政機関がもっている情報を開示することとした。

プライバシーの権利

情報化が進む中で、 個人の情報が本人の知らない間に勝 手に利用されるおそれも増えている。そのため憲法第13条の「幸福追求の権利」などを根拠に、自分の情報をみだりに公開されない権利として、プライバシーの権利が主張されるようになった。

個人情報保護法

2005年には、個人情報を取り扱う国や地方の行政機関だけでなく、民間企業にも、個人情報を慎重に管理することを求めた。 個人情報保護法が施行された。

自己決定権

個人が自分の生き方などについて自由に決定する権利を、自己決定権といい近年重視されるようになった。医療に関して、医師は、治療法や使用する薬物について、患者に説明する義務があり、また患者の同意を必要とするという考え(インフォームド=コンセント)や末期患者が、 本人の意思で、必要以上の延命治療を拒否し、自然な死をむかえる尊厳死、末期患者の苦痛からの解放のため生命を断つ安楽死などの問題に伴って注目されている。

まとめ

環境権や知る権利などの新しい人権が登場した。新しい人権は、社会の変化により登場。

  • 環境権…良好な環境を求める権利。環境基本法を制定し環境アセスメント(環境影響評価)を義務付けた。
  • 知る権利…政治への参加に必要な情報を受け取る権利。情報公開法に基づき情報公開制度を設けた。
  • プライバシーの権利…個人の私生活に関する事柄が公開されない権利。個人情報保護制度が設けられた。
  • 自己決定権…個人の自分の生き方や生活の仕方について自由に決定する権利。インフォームド・コンセント(十分な説明に基づく同意)、尊厳死、安楽死、ドナーカード。

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