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中1理科「質量パーセント濃度の求め方」

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中1理科「質量パーセント濃度の求め方」です。

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質量パーセント濃度のポイント

質量パーセント濃度は水溶液にふくまれている溶質の質量の割合を表します。

<用語の確認>

  • 溶質…溶けている物質のこと
  • 溶媒…溶質を溶かす液体のこと
  • (水)溶液…溶質と溶媒を合わせたもの

溶質についてですが、溶質は固体とはかぎらず、エタノール水溶液などの液体や塩酸などの気体の場合もあります。

水溶液の性質

色のついてものとついていないものがありますが、どちらも透き通っています。
水溶液の性質は、溶けている物質(溶質)によって変わります。

濃度を求める計算式

  • 濃度(%)=(溶質÷溶液)×100
  • 濃度(%)={溶質÷(溶媒+溶質)}×100

36%の塩酸とは、塩酸100g中には、塩化水素が36g溶けているということです。

濃度の計算方法

次の手順で行います。

  1. 溶媒と溶質を合わせた溶液の質量を求める((水)溶液全体の重さを求めます。)
  2. 溶質÷(水)溶液で溶質占める割合を計算する(分数式で表すと分子が溶質、分母が(水)溶液の質量です。)
  3. 最後に100倍にして百分率(%)を求めます。

溶解と物質の粒子

物質は、たいけん小さな粒子からできています。物質が水に溶けると、集まっていた物質の粒子がバラバラに分かれ、水の粒子の間に入り込みます。このため、目には見えなくなります。ばらばらになった粒子は、散らばって動きまわっています。このため、時間がたっても下の方に集まってくることはありません。

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