高校入試によく出る理科の「公式・法則」をまとめています。毎年、どれかは必ず出題されているので、入試直前や本番には確認してテストに挑みたいものです。不安なところは実際に問題を解いて、しっかり身に着けておきましょう。それでは、高校入試によく出る理科の「公式・法則」のまとめです。
よく出る理科の「公式・法則」
- 光の反射の法則
- 圧力
- 力のつり合い
- オームの法則
- 電流による発熱量
- ジュールの法則
- 電力
- 右ねじの法則
- フレミングの左手の法則
- 誘導電流
- 速さ
- 慣性の法則
- 力学的エネルギー保存の法則
光の反射の法則
光が鏡のようなものに当たって跳ね返ることを反射といい、「入射角=反射角」となります。
圧力
- 力の大きさ[N]÷面積[m²]=圧力[N/m²]
- 力の大きさ[N]÷面積[cm²]=圧力[N/cm²]
力のつり合い
- 2力の向きは反対
- 2力の大きさが等しい
- 2力は一直線上ではたらく
オームの法則
オームの法則…電圧は電流と抵抗に比例する。
- 電圧[V]=電流[A]×抵抗[Ω]
- 電流[A]=電圧[V]÷抵抗[Ω]
- 抵抗[Ω]=電圧[V]÷電流[A]
電流による発熱量
- 熱量[J]=電力[W]×使用した秒[s]
ジュールの法則
電流に発熱量は電流、電圧、時間のそれぞれに比例する。発熱量(記号Q)の大きさは、電流、電圧、時間の積で表される。単位はJ(ジュール)。<1Vの電圧で1Aの電流が流れた時、1秒間に発生する熱量が1J>
電力
電気器具の能力の大きさを表す量で電流と電圧の積で表せる。単位はW(ワット)。1Vの電圧で1Aの電流が流れる時の電力が1W
右ねじの法則
直線電流がつくる磁界は、電流の向きに右ねじを進めるときのねじをまわす向き。
フレミングの左手の法則
中指=電流、人差し指=磁界、親指=力。
→磁界中の電流は、左手の人差し指を磁界、中指を電流の向きにして、互いに直角に合わせたときの親指の向きに力を受ける。
- 電流が磁界から受ける力…電流が磁界と垂直のとき力を受ける。
- 力の向き…フレミングの左手の法則で判断。
誘導電流
誘導電流の向きは、磁石の動きを妨げる向き。電磁誘導…¥は、コイルに磁石を出し入れして、コイル内の磁界が変化するとコイルに電圧が生じる(誘導電流)現象。
速さ
- 速さは、「距離÷時間」で求めます。
速さ…物体が運動して決まった時間内に進む距離で表す。単位はcm/s(毎秒センチメートル)など。運動とは、時間とともに位置を変えること。距離は、直線距離でなく道のりのことです。
慣性の法則
物体に力がはたらかなければ、静止している物体は静止を続ける。運動している物体は、等速直線運動を続ける。
力学的エネルギー保存の法則
位置エネルギーと運動エネルギーの和はいつも一定である。力学的エネルギーとは、位置エネルギーと運動エネルギーは合わせた呼び方。
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