よく出る中学理科の記述問題練習です。実際に問題を時ながら、注意点、ポイント、よく出るところなど把握し、テスト本番で生かしていきましょう。
理科の地学分野の記述問題
次の問いに答えなさい。
- 天体望遠鏡で太陽を観測するとき、危険防止のために注意すべきことを簡単に書け。
- 黒点がそのまわりに比べて暗く見えるのはなぜか、その理由を簡単に書け。
- 望遠鏡の筒の向きを固定して太陽の像を観察していると、その像の少しずつ動いていき、スケッチ用紙の円からずれてしまった。このように太陽の像が動いていくのはなぜか。その理由を「地球」という語を用いて、簡単に書け。
- 昼と夜の長さは季節によって違いがある。その理由を「公転」と「地軸」の2つの語句を用いて説明せよ。
- 透明半球を使って太陽の1日の動きを1年を通して観測すると、太陽の南中高度が季節によって変化することを確かめることができます。地球の公転にともない、太陽の南中高度が季節によって変化する理由を簡単に説明せよ。
- 金星は、地球上では真夜中に観察することができません。その理由を「公転」という語句を使って簡単に説明せよ。
- 金星などの惑星は、いつも黄道付近で観察されるのはなぜか、簡単に説明せよ。
- 太陽も地球と同じように回転運動(自転)をしている。これは太陽表面のどのような現象の観測からわかるか、簡単に説明せよ。
- 太陽の1日の動きを調べるために、油性ペンを使って、太陽の位置を透明半球の球面に点で記録するとき、どのようにすればよいか。「油性ペンの先の影が」という書き出しに続けて簡単に説明せよ。
- 北の空に見えるカシオペア座と北斗七星を観測したところ、北の空の恒星が北極星を中心にして動いているように見えた。このような見える理由を、「地軸」ということばを用いて簡単に書け。
- 日食が起こる条件を、「月」「地球」「太陽」という語句を使って簡潔に書け。
- 火星が真夜中に南中するのは、火星、地球、太陽がどのような位置関係のときか簡潔に書け。
- 金星は、夕方や明け方に観察できるが、真夜中に観察することができない理由を地球、金星、太陽の位置関係に着目して簡潔に書け。
- 火星を数年間継続して観察したとき、観察できる時間帯について、金星の場合とのちがいを簡潔に書け。
- 星が斜めに動いて見えるのはなぜか。その理由を「地軸」という語句を用いて簡潔に書け。
- 太陽の黒点が黒く見える理由を簡潔に答えよ。
- 太陽の黒点を観察していると、黒点が移動し、周辺部で楕円形に見えた。このことからわかることを簡潔に答えよ。
- 雲のでき方を調べるために、丸底フラスコと注射器を使った実験を行います。実験をする前に、丸底フラスコ内に「少量の水」を入れる理由を答えよ。
- 雲のでき方を調べるために、丸底フラスコと注射器を使った実験を行います。実験をする前に、丸底フラスコ内に「線香の煙」を入れる理由を答えよ。
- 寒冷前線が通過するとき、 風向と気温はどうなるか。
- 寒冷前線付近では、にわか雨があることが多いのはなぜか。その理由を「暖気」「寒気」という語句を用いて、雲ができる過程にふれて書きなさい。
- 晴れた日の昼、海岸付近では、海から陸に向かう風がふくのはなぜか。「気流」「気圧」という語句を用いて書きなさい。
- 春と秋、日本付近の天気が数日おきに変化するのはなぜか。
- 冬の季節風は、ユーラシア大陸では乾燥しているが、日本海側に大雪を降らせる。その理由を「水蒸気」 という語句を用いて書きなさい。
- 大気の流れが見られる冬の季節において、太平洋側の地域はどのような天気の日が多くなるか、湿度もふくめて簡潔に書け。
- 冬の季節で、日本列島の北陸地方や東北地方などの日本海側の地域で降水量が多いのはなぜか、簡潔に書け。
- 温暖前線の進み方を、暖気、寒気という語句を使って説明せよ。
- 寒冷前線の進み方を、暖気、寒気という語句を使って説明せよ。
- 観測地点を寒冷前線が通過したと判断できる理由を答えよ。
- 等圧線の間隔がせまいところほど風はどうなっているか。
理科の地学分野の記述問題の解答
- 天体望遠鏡で太陽を直接みなさい。
- 黒点の温度がまわりよりも低いから。
- 地球が自転しているから。
- 地軸を公転面に対して一定の向きに傾けたまま地球が公転しているから。
- 地軸を地球の公転面に対して一定の向きに傾いているため。
- 金星が地球よりも太陽に近いところを公転しているから。
- 地球の公転面とほぼ同じ平面上で公転しているため。
- 黒点が移動すること。
- 油性ペンの先の影が、円の中心Oにくるように印をつける。
- 地軸の延長線上に北極星があり、地球が地軸を中心にして自転しているから。
- 太陽、月、地球の順で一直線に並ぶ
- 太陽、地球、火星の順に一直線上に並んだとき
- 金星は地球よりも太陽に近いところを公転しているから
- 金星は真夜中に観察することはできないが、火星は真夜中に観察することができる。
- 地軸が公転面に対して傾いているから。
- 周りよりも温度が低いから。
- 太陽は自転しており、球体である。
- フラスコ内の湿度を上げるため。
- 水蒸気が水滴になるときの凝結核になるから。
- 風向が北寄りに変わり、気温が急に下がる。
- 寒冷前線付近では、寒気が暖気の下にもぐりこんで急な上昇気流を生じ,積乱雲が発達するから。
- 陸上で上昇気流が生じ、陸上の気圧が海上よりも低くなるため。
- 偏西風によって、移動性高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過するから。
- 季節風で移動してきた空気が日本海上を通過する間に、多量の水蒸気を含むため。
- 乾燥した晴れの日が多くなる。
- 日本海を超えるときに、大量の水蒸気をふくむ大気となるので。
- 暖気が寒気の上にはい上がり、寒気を押し返しながら進む。
- 寒気が暖気の下にもぐりこみ、暖気を真上に押し上げながら進む。
- 気温が急激に下がり、南寄りの風から北寄りの風に変化したから。
- 強くなっている
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