中2理科「後期期末テスト予想問題」です。今回は中学2年生の理科「後期期末テスト」に向けた予想問題を紹介します。後期期末テストは、1年間の総まとめとなる重要なテストです。これまで学んできた内容をしっかり復習し、苦手な分野を克服することが高得点へのカギとなります。天気の変化、湿度の求め方など、実験や観察を伴う問題が多く出題されるため、用語の意味だけでなく仕組みや計算方法もしっかり理解しておくことが大切です。
この記事では、後期期末テストの予想問題を用意しました!問題を解きながら、自分の理解度をチェックし、万全の状態でテストに臨みましょう!
※テスト範囲が異なるときは以下を参照にしてください。 | ||||
学年 | 前期中間 | 前期期末 | 後期中間 | 後期期末 |
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中1 | 植物・動物のなかま | 気体・状態変化 | 光・音・力 | 火山・地層・地震 |
中2 | 化学変化 | 植物・動物のはたらき | 電流・磁界・電力 | (今回)天気の変化 |
中3 | 運動・仕事 | 生殖・遺伝・進化 | イオン・中和 | 天体・宇宙 |
後期期末テスト予想問題(中2理科)
【問1】次の問いに答えなさい。
(1) あるとき、乾湿計の乾球の示度は 18.0°C,湿球の示度は16.0°Cであった。
➀ このときの気温は何°Cか。
➁ 下の湿度表から、このときの湿度は何%か。
(2) 空気中の水蒸気が冷やされて水滴に変わるときの温度を何というか。
【問2】次の図は、日本付近に見られる3つの気団を示したものである。これについて、次の問いに答えなさい。
(1) 図のA~Cの気団をそれぞれ何というか答えなさい。
(2) 図のA~Cの気団の性質を、次のア~エからそれぞれ選びなさい。
ア 高温でしめっている。
イ 高温で乾燥している。
ウ 低温でしめっている。
エ 低温で乾燥している。
(3) 夏の前には、停滞前線が東西にのび、ほとんど移動しない。
①夏の前にできる停滞前線を特に何というか答えなさい。
②このとき、勢力がつり合っている気団を図のA~Cから2つ選びなさい。
(4) 低気圧と移動性高気圧が日本付近を西から東へ交互に通るのは、春、夏、冬のいつか答えなさい。
後期期末テスト予想問題(中2理科)の解答
【問1】
(1)
➀18.0°
乾球の示度が気温である。 乾球の乾球と湿球の示度の差[°C]
➁ 28.0%
乾球の示度が18.0°C、乾球と湿球の示度の差が 18.0-16.0=2.0[°C] なので、湿度表の18の行と2.0の列との交点の値を読みとる (下の図表を参照)。
(2)露点
1m3の空気が含むことのできる水蒸気の限度の質量を飽和水蒸気量という。飽和水蒸気量は空気の温度が低くなるにつれて小さくなるので、水蒸気を含む 空気を冷やしていくと、やがて空気中に含みきれなくなった水蒸気が水滴に変わり始める。このときの温度を露点という。
【問2】
(1) A.シベリア気団 B.オホーツク海気団 C.小笠原気団
(2) A エ / B ウ / C ア
(3) ①梅雨前線 ②B, C
(4) 春
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