中学公民「労働者の権利・労働三権(三法)」まとめ・練習問題

シェアする

スポンサーリンク

「労働者の権利(労働三権、労働三法など」のまとめです。弱い立場例労働者には労働三権が保障されていることやグローバル化した社会世界経済は互いに影響し合っていることについてまとめています。それでは、中学公民の「労働者の権利(労働三権、労働三法など」のまとめです。

労働者の権利

労働三権(労働基本権)は、労働者が持つ権利。労働者一人ひとりは、使用者(経営者)に比べて一般に弱い立場にある。そのため、団結して労働組合を結成し、使用者に賃金や労働時間、職場の安全などの労働条件の改善を要求することができる。

  • 労働者…企業に労働力を提供し賃金を受け取る。
  • 労働組合…労働者が団結し、労働条件の改善を要求する。
スポンサーリンク

労働三法

  • 労働基準法…賃金の最低基準を定める。
  • 労働組合法…労働者が団結することを保障する。
  • 労働関係調整法…労働者と使用者の紛争の解決をはかる。

労働者をめぐる問題

今日、労働者を取り巻く労働環境も変化している。終身雇用制が崩れはじめ、アルバイト、パート、派遣労働者などの非正規労働者が増えている。また、若者を中心にアルバイトなどのままで正規労働者になることを望まないなど、労働者側の意識も変化している。さらに、経済の グローバル化とともに外国人労働者も増えている。

労働の形態

SOHOとよばれる自宅勤務の労働形態も増えている。賃金形態や就労時間についても変化がみられる。年功序列賃金制を改め、能力や成果を重視した年俸制などの賃金制をとったり、就業時間についても、裁量労働制やフレッ クスタイム制をとる企業も増えた。

労働時間

労働時間は、労働基準法で週40時間を超えてはならないと定められているが、時間外労働時間はまだ多い。それが過労死や過労自殺の発生や、賃金が支払われないサービス残業が行われるなどの原因になり社会問題化している。高齢社会をむかえた今日、65歳定年制の確立が高齢者の再雇用を含めて課題となっている。それとともに、ワークシェアリングなどについても検討していかなければならない。また、雇用調整の対象とされがちな非正規労働者の正規働者化を図るとともに、失業などに対して職業訓練などのセーフティーネットを備えておくことが必要である。

  • 労働時間…週休2日制の採用などで短くなったか、残業時間は先進工業国の中で依然として多い。
  • 労働災害…生産現場や工場現場での事故、ストレスと訴える労働者、過労死過労による自殺など。

労働環境の変化

勤続年数とともに賃金が上昇する年功序列賃金と定年まで働く終身雇用制が一般的だった。能力主義、成果主義で賃金を採用する企業は増加した。

不安定な労働者

賃金が低く、雇用調整の対象になる。

  • 非正規労働者…日本の労働者の約3人に1人がアルバイト、パート、派遣労働者、契約労働者など。
  • 外国人労働者…約100万人。働く環境はで劣悪。
  • その他の労働者…高齢者、若者は就職難。女性は男性より不利な扱いを受けることが多い。

グローバル化

グローバル化した世界経済は互いに影響し合っている。

世界の中の日本経済

  • 世界金融危機…2008年アメリカから起こった。グローバル化する経済の負の一面を見せつけた。
  • 金融資本主義…金融の役割が大きくなった経済。
  • ものづくり…日本はこの技術を経済発展の原動力として技術立国の立て直しを図る必要がある。
  • 為替相場(為替レート)…通貨と通貨の交換比率のこと。外国の通貨に対して円の価値が高くなることを円高。円の価値が低くなることは円安。円高は輸入に有利、円安は輸出に有利である。

労働者の権利 練習問題

問1 次の文章を読んで各問に答えなさい。

私たちはア家族や個人で消費生活を営んでいる。普段,所得に対する消費支出のバランスを考えながら,将来に備えて( A )を準備している。消費支出の例として衣類などの購入が挙げられるが,そうした商品の購入を行う際,消費者が自らの判断で商品を選択できるため( B )と呼ばれる。また,イ購入した商品に欠陥があった場合,その商品を作った企業が責任を負うことになっている。商品の価格というのは,需要量と供給量の一致する( C )が最もよい。そのため,需要量>供給量の時は,商品の価格が( D )。人間の営みと経済はとても深く関わっているようだ。

(1)文章中の( A )~( D )に適する語句を入れなさい。
(2)文章中の下線部アの単位をなんと呼びますか。
(3)文章中の下線部イを定めた法律の名前を答えなさい。

問2 次の1~4の企業のうち,私企業にはAを,公企業にはBを書きなさい。
1.農業共同組合  2.日本道路公団 3.水道局 4.株式会社

問3 日本銀行について,誤った説明をしているものを次の1~4より一つ選びなさい。
1.日本銀行券を発行するため発券銀行と呼ばれる。
2.好景気の時は,一般銀行に国債を売る。
3.不景気の時は,一般銀行への利率を上げる。
4.政府のお金の出し入れを行う。

問4 労働三法と労働三権をそれぞれ答えなさい。

問5 間接税について,「納税者」と「担税者」の語句を使って説明しなさい。

問6 次のグラフは国の収入を示している。グラフのア~ウに適する税を下の1~4よりそれぞれ選びなさい。
日本の税収
1.消費税  2.所得税  3.公債金  4.国庫支出金

解答

問1
(1)A貯蓄 B消費者主権 C均衡価格 D上がる
(2)家計
(3)製造物責任法(PL法)

問2
1.A
2.B
3.B
4.A

問3 3

問4
三法:労働関係調整法・労働基準法・労働組合法
三権:団結権・団体交渉権・団体行動権

問5 (例)納税者と担税者が一致しない税金のこと。

問6
ア.2
イ.1
ウ.3

公民分野 復習

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク