中学理科「斜面に沿った運動のポイントまとめ」です。
斜面上を下りる運動
力がはたらくと物体の速さが変化する。なめらかな斜面上を台車がすべて落ちるときの運動では、速さは時間に比例してはやくなる。一定時間の増加分は等しい。また、移動距離は、時間の2乗に比例して大きくなる。
また、斜面の傾きが大きくなればなるほど、台車のすべり落ちる速さは、はやくなる。それは、傾きが大きいほど、台車の重力の斜面に沿った向きの分力が大きくなるからである。
等加速度運動
単位時間あたりに一定の割合で速度が変化する運動。斜面に沿った運動や自由落下は、一定の割合で速度が増加していく等加速度運動である。等加速度直線運動における移動距離は、時間の2乗に比例する。
摩擦のある水平面上での運動
逆向きの力がはたらくと速さは小さくなる。
- 摩擦のある水面上での運動…速さは次第に小さくなる。
- 摩擦力…物体の運動を妨げる力。
- 斜面をのぼる運動…力が反対向きにはたらくの速さはしだいに小さくなる。
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