「市場(需要と供給・均衡価格)」のまとめです。需要量と供給量の関係で市場価格が変化することや公共料金は政府や地方公共団体が決定・認可することなどについてまとめています。それでは、中学公民の「市場(需要と供給・均衡価格)」のまとめです。
市場と価格
- 市場経済…商品を売り買いされる市場が社会の隅々まで張りめぐらされている経済。主な市場として、卸売市場・株式市場・労働市場。
需要と供給
- 需要量…消費者が買おうとする商品の量。
- 供給量…生産者が売ろうとする商品の量。
市場価格
市場で決まる価格。
需要量と供給量の関係
- 需要供が供給量より多い→価格が上がる
- 需要量が供給量より少ない→価格が下がる。
- 価格が上がる…需要量が減少し供給量が増加する。
- 価格が下がる…需要量が増加し供給量が減少する。
均衡価格
需要量と供給量一致させる価格。価格は、経済のシグナルで需要量と供給量を調整する働きがある。均衡価格を境に、需要量が供給量を上回る場合は価格が上がり、供給量が重要量を上回る場合は価格が下がります。
公共料金
公共料金は政府や地方公共団体が決定・認可する。
- 価格…商品を買うときに支払う金額を示す。
- 公共料金…国民生活に大きな影響を与えるため、国や地方自治体が決定・認可する価格(料金)。
- 物価…商品全体の殻を平均化したもの。物価の働きをすると商品の価格の変化が分かる。
企業の集中
独占で価格競争が弱まると消費者が不利益を受ける。
- 企業の集中…ある商品の生産・販売を1つの企業で行う場合を独占、少数の企業で行う場合を寡占という。
- 独占価格…競争がないため需要量と供給量の関係で決まらず、少数の企業が足並みをそろえて決める価格。企業は利潤が大きくなるように価格を設定するため、消費者不利益を受ける。
- 独占禁止法…独占による弊害をなくし、自由競争を促すための法律。公正取引委員会が運用にあたる。
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