「主権国家と国際連合」についてのまとめです。主権国家を中心に構成される国際社会には国際法があることや国際連合の最大の目的は世界の平和維持することなどについてまとめています。それでは、中学公民の「主権国家と国際連合」についてのまとめをみていきましょう。
主権国家
主権国家は、主権を持つ国々で。国家と国旗を持つ。国家は、政治権力を行使するにあたって、立法、行政 司法などの統治機構をつくるとともに、法を制定する。法は国家を規制し、社会の機能を維持するための手段として機能するとともに、政治権力も従わせなければならない(法の支配)。個人の人権を守るためには、国家権力の行使は、法に従って行わなければならないだけでなく、法の内容も人権の保障にかなっていることが求められる。
国家は、独立して外国からの干渉と支配を排除するとともに、 一定の領域をもち、そこに住む国民に対して強力な権力を行使して統治する政治組織である。
- 夜警国家…18・19世紀の近代国家は、治安の維持や防衛など必要最小限の仕事を行ってきた
- 福祉国家…現代では、そのほかに経済の安 定をはかる政策、国民生活へのサービスの提供(教育、農業保全など)など、政府の活動が、国民生活に積極的にかかわるようになった。
主権の構成
- 内政不干渉の原則…ある国が他国に支配されたり、干渉されたりしない権利。
- 主権平等の原則…他の国々と平等である権利。
領域
領域は、国の主権が及ぶ範囲。
- 領土…国家の主権が及ぶ陸地。
- 領海…沿岸より一定の範囲。12海里(約22キロ)以内が定着。
- 領空…領土と領海の上空。一般的に大気圏内。
経済水域
領海の外側の沿岸から200海里までの水域。水域内の漁業資源や鉱産資源の権利は沿岸国にある。
- 公海自由の原則…経済水域の外側の公海はどこの船や漁船も自由に航行や創業ができる。
- 国際法…国と国とか結ぶ条約や長い間の慣行が法となった国際慣習法など国際社会のルール(決まり)。主権を尊重し合っていくために各国は国際法を尊重し国際協調を維持向上させることが求められる。
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