中学歴史「水野忠邦(天保の改革)のポイントまとめ」です。
天保の改革
老中の水野忠邦が行った政治改革。2年余りで失敗。
- 倹約令を出して、町人の派手な風俗を取り締まる。政治批判や風紀を乱す小説の出版を禁止。
- 株仲間の解散を命令。江戸に出稼ぎに来ている農民を故郷の村に返す。
- 異国船打払令を止め、寄港した外国船にまきや水を与えるように命じる一方、軍事力を強化。
- 江戸や大阪の周辺を幕領にしようとする。大名や旗本の強い反発。
江戸の工業
貨幣経済が広がり、肥料や農具を買うため、農民も貨幣を用いるようになった。農民の貧富の格差が拡大。
- 手工業の変化…問屋制家内工業から工場制手工業へ
- 問屋制家内工業…問屋から原料をかりうけた農家が行った。はたおりなどの手工業。
- 工場制手工業(マニュファクチュア)…商人や地主から工場をつくり、人をやとって行う。19世紀ごろから登場。
一揆
- 百姓一揆…農民が領主に対しておこした暴動。
- 打ちこわし…米を買い占め値段をつりあげた商人に対して都市の大衆がおこした暴動。
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