中3理科「太陽のつくりの定期対策テスト問題」です。中学3年生の理科で学ぶ「太陽のつくり」は、地球と太陽の関係を理解するために重要なテーマです。特にテストでは、太陽の構造やその働きに関する問題が頻出です。このブログでは、太陽の内部構造や特徴をしっかり押さえるためのポイントを解説し、よく出る対策問題を紹介します。練習問題を解きながら、テスト対策をバッチリ行い、しっかり得点を取れるようにしましょう!
【対策問題】太陽のつくりの定期テスト
太陽について、次の図を見て、あとの問いに答えなさい。
(1)図のAの太陽の表面に見られる黒いシミのようなものの名前を書きなさい。
(2)黒いシミのようなものが黒く見える理由を簡単に書きなさい。
(3)図のAの黒いシミのようなものは、移動していく。その理由を簡単に書きなさい。
(4)図のAの黒いシミのようなものは、太陽の中央部にあるときと緑にあるときとで形が変わる。このことから分かることを書きなさい。
(5)図のBの太陽の表面に見られる。とても大きな炎の柱を何というか。カタカナで書きなさい。
(6)図のCの太陽の周りにある、とても温度が高く、日食のときに観測できる部分のことを何というか。カタカナで書きなさい。
【解答】太陽のつくりの定期テスト
(1)黒点
(2)まわりよりも温度が低いから
(3)自転しているから
(4)太陽が球形をしていること
(5)プロミネンス
(6)コロナ
太陽のつくりのポイント
太陽は直径が約140万km(地球の約109倍)の高温の気体からできていて、多量の光を絶え間なく放出しています。
- 黒点…太陽の表面に見られる黒いしみのようなものです。
太陽と月の直径と距離の関係
穴のあいた5円玉を目から約54cmはなして月や太陽をのぞくと(※太陽をのぞくときには、5円玉の前にしゃ光板を置く)、どちらも穴の大きさとほぼ同じ大きさに見える。5円玉の穴の直径は0.5cmあり、目と5円玉の穴の直径の両端を結んだ線のなす角度は約 0.5°である。このことを、地球から見た月と太陽の視直径は、約0.5°であるという。しかし、正確にいえば、月が地球のまわりを公転する軌道や、地球が太陽のまわりを公転する動道は、いずれも完全な円ではなくだ円である。
したがって、地球・月間の距離や地球・太陽間の距離は一定ではなく、このため、地球から見た月や太陽の見かけの大きさ(視直径)はわずかながら変化する。
月の直径は約3480kmで、太陽の直径は約139.2万km、地球から月までの距離は約38万kmで、地球から太陽までの距離は約1億5000万kmである。直径、距離の両方とも、太陽は月の約400倍である。この奇跡的ともいえる偶然が、日食の見え方にも関係する。
日食
日食は、太陽-月-地球の順に一直線に並んだ時ときにおこる。太陽は、右側から欠けていきます。月が地球に落とす影に入った地域だけで日食が観測されます。日食が起こるときは、新月のときにおこります。ただし、地球の公転面と月の公転面のずれのため、新月のときいつもおこるわけではありません。
- 皆既日食…太陽が月に全部かくれる日食
- 金環日食…太陽が環のように見える日食
- 部分日食…太陽の一部分が欠けて見える日食
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