中3理科の「地球型惑星と木星型惑星」についてまとめています。惑星とは、太陽のまわりを円に近い円軌道をえがいて公転している天体でしたね。いずれも、自分で光を出さず、太陽の光を反射して光っています。現在では、8個(水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星)です。
地球型惑星と木星型惑星
地球型惑星と木星型惑星は、大きさと密度の観点から、2つの群に分けたものです。
地球型惑星
地球型惑星は、おもに岩石でできていて、密度が大きく、小型の惑星で、水星・金星・地球・火星の4つがあります。この中で地球が一番大きいので、地球型惑星と名称がつけられています。この4つの惑星には共通した特徴がみられます。
- 直径が小さい
- 質量が小さい
- 密度が大きい
- 公転周期が短い
- 自転周期が長い
- 金属の核を持ち岩石で覆われている
- 衛星が少ない
- 太陽に近いところを公転しているから、公転周期は短いのです。
木星型惑星
木星型惑星は、おもに気体からできていて、密度が小さく、大型の惑星で、木星・土星・天王星・海王星の4つがあります。この中で木星が一番大きいので、木星型惑星と名称がつけられています。この4つの惑星にも共通の特徴がみられます。密度が小さいのは、水素やヘリウムが多いためです。
- 直径が大きい
- 質量が大きい
- 密度は小さい
- 公転周期が長い
- 自転周期は短い
- 岩石の核を持ち液体や気体で覆われている
- 衛星が多い
- 土星の密度は太陽系の惑星の中で最も小さく、水に浮くレベルの密度になります。
天王星型惑星
近年の研究により、天王星と海王星を木星型惑星とは、別の天王星型惑星のなかまとする考え方もあります。
以上が、中3理科の「地球型惑星と木星型惑星」のまとめです。
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