有機物と無機物の練習問題についてです。学習のポイントは、有機物と無機物と違いと物質の分類です。プラスチックについては、深く学んでおきましょう。
有機物
炭素を含む物質で、燃やすと二酸化炭素が発生する物質。有機物は炭素Cという元素を含んでいるので、燃やすと二酸化炭素CO2が発生します。有機物は、木やプラスチックのように、燃えた後に炭やすすが発生するような物質も有機物になります。また、石油や石炭、天然ガス、エタノール、油、ろうのように燃料となる物質も有機物です。
有機物の燃焼
有機物を燃焼させると、次の2つの物質が発生します。
- 二酸化炭素(CO2)…石灰水が白くにごったことからわかる
- 水(H2O)…集気びんの内側が白くくもったことからわかる
また、二酸化炭素と水が発生したことから、有機物には次の2つの原子が含まれているとわかります。
- 炭素原子C…二酸化炭素(CO2)が発生したことからわかる
- 水素原子H…水(H2O)が発生したことからわかる
有機物は炭素Cと水素Hを含む化合物であることがわかります。
無機物
物質を加熱しても焦げずに二酸化炭素も出さない物質(変化しない物資)が無機物
プラスチック
プラスチックの性質は、
- 燃えて二酸化炭素を発生する
- 一般的に軽い
- 割れにくい
- さびない
- くさりにくい
- 電流を通しにくい
- 加工しやすい
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