高校入試対策古文「徒然草 第68段(筑紫に、なにがしの)のテストでよく出る問題」です。「徒然草」は、吉田兼好が書いた名作で、日常の出来事や人間の考え方を深く掘り下げた文章が特徴です。その中でも第68段「筑紫に、なにがしの」は、特に高校入試でよく出題される部分です。この段では、人生における一瞬の出来事がもたらす影響や、無常観が表現されています。
この記事では、第68段の重要なポイントを整理し、入試で出やすい問題を取り上げます。古文の理解を深め、入試対策に役立てましょう!
徒然草(第68段)の対策問題
【問題】次の文章を読み、後の問いに答えなさい。
※押領使…地方の暴徒の鎮圧や盗賊の逮捕などの警察的任務にあたった役人。
問一 本文中の下線部 ①・④を現代仮名遣いに直して全てひらがなで答えなさい。
問二 本文中の下線部Aの正体は誰か、四字で本文中より抜き出し答えなさい。
問三 本文中の下線部Bの主語は誰か、本文中より抜き出し答えなさい。
問四 本文中の下線部②・③の意味として、適当なものをそれぞれ次の中から一つずつ選び、番号で答えなさい。
②「いみじき」
1 高価な
2 めずらしい
3 よくきく
4 おいしい
③「年久しく」
1 長時間に
2 長年に
3 年寄りに
4 何回も
問五 本文の内容と一致するものを次の中から一つ選び、番号で答えなさい。
1 なにがしの押領使は大根を焼いて食べていた罪により、館を襲われてしまった。
2 なにがしの押領使は大根を守るために敵の隙をねらって、命を惜しまず戦った。
3 なにがしの押領使は大根を深く信じることで、敵から守ってもらえた。
4 なにがしの押領使は大根を食べることで若くあり続け、敵を追い払うことができた。
徒然草(第68段)の対策問題の解答
問一
①いう
④おいかえし
問二 土大根ら
問三
(なにがしの)押領使(などいふやうなる者)
問四
② 3
③ 2
問五 3
<現代語訳>
筑紫に、何某という、押領使などというような人がいたが、大根を何にでも「いみじき」薬と思って、毎朝二切れずつ焼いて食べることが「年久しく」なった。あるとき、屋敷の中に人がいない隙を見計らい、敵たちが襲ってきて、屋敷を囲んで攻めたときに、屋敷内に勇士が二人現れ、命を惜しまず戦って、敵を全員追い返した。たいそう不思議に思い、「日ごろここにおいでになるとも見えぬ方々が、このように戦われなさったのは、どのようなお方ですか」と尋ねると、「長年にわたり信じて毎朝お食べになった大根たちでございます」と言い姿を消した。深く信じればこのような御利益もあったのだろう。

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