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高校入試対策国語「よく出ることわざ一覧とその練習問題」

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高校入試対策国語「よく出ることわざ一覧とその練習問題」高校入試やテストに出る「ことわざ」についてまとめています。高校入試やテストでも、毎回出題されるかどうかというとそうではありませんが、それでも出題されないということはありません。しっかりおさえていきましょう。

  • 誤解されやすい意味のことわざ
  • 似た意味・反対の意味のことわざ

に注意しましょう。

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よく出ることわざ一覧

  • 悪銭身につかず…不正に手にした金はすぎになくなる。
  • あばたもえくぼ…ひいき目で見れば欠点も美点に見えます。
  • 虻蜂とらず…2つのものを得ようとして、かえって、どちらも中途半端に終わり、何も得られないことのたとえ。
  • 雨降って地固まる…変事の後は、かえって事態が落ち着いて、基礎が固まるということ。
  • 石の上にも三年…何事も辛抱していれば必ず報われます。
  • 石橋を叩いて渡る…用心の上にも用心を重ねる。
  • 医者の不養生…人に立派なことを言いながら自分は実行が伴わない。
  • 急がば回れ…物事を成し遂げるためには焦らず冷静に行動し、時には遠回りしても確実な道を選ぶべき。
  • 一寸先は闇…将来のことは予測できない
  • 馬の耳に念仏…人の意見に耳を貸さず、全く聞き目がない。
  • 魚心あれば水心…相手が好意を持っていれば、こちらもまた好意を持つ。相手の出方次第で、こちらの態度が決まるということ。
  • 兎も七日なぶれば噛み付く…どんなおとなしい性質のものでも、度々いじめられれば怒り出すものだということ。
  • 絵に描いた餅…(観念的、空想的な)実際の役に立たないこと
  • えびで鯛を釣る…わずかな元手で大きな利益を得ます。
  • 腐っても鯛…よいものは、悪くなってもそれなりの価値を持つ。
  • 老いたる馬は道を忘れず…経験を積んだ者はものごとの方針を誤らないというたとえ
  • 雀百まで踊り忘れず…幼時の習慣は、年を取っても改めにくい。
  • 大風が吹けば桶屋が儲かる…思いもかけないところに影響が及ぶたとえ
  • 情けは人のためならず…人に情けをかけておけば、いつか良い報いとなって自分に返ってきます。
  • 飼い犬に手を噛まれる…日ごろ特別に目をかけ、かわいがっていた部下などに、思いがけずに裏切られたり、ひどい目に遭わされることをたとえ
  • ぬれ手で粟…何の苦労をせずに利益を得る。
  • 書いた物が物を言う…あてにならない口約束と違い、紙に書いたものは、あとまで残って動かぬ証拠になるということ。
  • 住めば都…どんな土地でも住み慣れれば住みやすくなります。
  • 提灯に釣り鐘…つり合わないもののたとえ。
  • 鳶が鷹を生む…平凡な両親から優れた子が生まれる。
  • 帯に短したすきに流し…中途半端で役に立たない。
  • 朱に交われば赤くなる…付き合う友によって良くも悪くもなる。
  • 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)…チャンスをつかむためには、リスクを冒さなければならない。
  • 石の蕨(いしのわらび)…一度決めたことは最後までやり抜くこと。決して途中でやめないこと。
  • 鶴は千年亀は万年…長寿の象徴。地道にコツコツと努力することが大切。
  • 花より団子…見た目だけでなく、中身や実力が大切であることを示す。外見だけに惑わされないようにしよう。
  • 覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)点一度失ったものは二度と戻らない。失敗を未然に防ぐことが大切。

誤解されやすい意味のことわざ

■瓜二つ(うりふたつ)
「瓜」はスイカやメロンを指しますが、この表現は見た目が似ていることを指すことわざです。しかし、人間関係や性格において使われる場合、完全に同じではなくても似た者同士という意味合いがあり、完全な同一性を指すわけではありません。

■馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
馬に念仏を唱えても効果がないように、相手が聞き流すだけで何の変化もないことを指します。効果が期待できないことを表現する際に使われます。

■猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)
猫の手は小さいため、手助けにならないという意味合いです。ただし、このことわざは手が足りないときに、どんな小さな手伝いでもありがたく受け入れる姿勢を示すときに使われます。

■鬼に金棒(おににかなぼう)
鬼が金の棒を手に入れたら、もっと強くなってしまうという意味合いです。元々は強力な者が更に力をつけることを指していますが、悪用される可能性もあるため、注意が必要です。

■焼け石に水(やけいしにみず)
石が熱くなっても水をかけても冷めないことから、効果がないことを表現します。問題や状況に対して十分な対策がなされていない場合に使います。

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【対策問題】ことわざの練習問題

次のことわざの意味として適切なものをA~Dの中から1つ選びなさい。

(1)虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
A) 急がば回れ
B) 慎重さこそ勝利の鍵
C) 失敗しても諦めずに立ち上がり、頑張り続けることが大切
D) 一つの行動で二つの利益を得ること

(2)七転び八起き(ななころびやおき)
A) 一度決めたら最後までやり遂げることが大切
B) 急いで行動するよりも、遠回りして慎重に進む方が良い
C) 失敗しても諦めずに立ち上がり、頑張り続けることが大切
D) 辛抱強く継続すれば成功する

(3)急がば回れ(いそがばまわれ)
A) 急いで行動するよりも、遠回りして慎重に進む方が良い
B) 一度決めたら最後までやり遂げることが大切
C) 一つの行動で複数の利益を得ることができれば、それがより効果的である
D) 見た目だけでなく、中身や実力が大切であることを示す

(4)馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
A) 一度決めたら最後までやり遂げることが大切
B) 馬に念仏を唱えても効果がないように、相手が聞き流すだけで何の変化もないことを指す
C) 一つの行動で複数の利益を得ることができれば、それがより効果的である
D) 失敗しても諦めずに立ち上がり、頑張り続けることが大切

(5)焼け石に水(やけいしにみず)
A) 一度決めたら最後までやり遂げることが大切
B) 急いで行動するよりも、遠回りして慎重に進む方が良い
C) 見た目だけでなく、中身や実力が大切であることを示す
D) 石が熱くなっても水をかけても冷めないことから、効果がないことを表現

【解答】ことわざの練習問題

問題 1: A) 急がば回れ
問題 2: C) 失敗しても諦めずに立ち上がり、頑張り続けることが大切
問題 3: A) 急いで行動するよりも、遠回りして慎重に進む方が良い
問題 4: B) 馬に念仏を唱えても効果がないように、相手が聞き流すだけで何の変化もないことを指す
問題 5: D) 石が熱くなっても水をかけても冷めないことから、効果がないことを表現

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