中学1年生の国語で学習する朝井リョウの「私たちの未来」は、東京書籍の教科書の中でも定期テストに非常によく出る評論文です。文章量は多くありませんが、筆者の主張、具体例の役割、言葉の使い方など、読み取りの精度がそのまま点数に直結する単元でもあります。
本記事では、これまでの定期テストを分析し、実際によく出題される問題を厳選して掲載。選択問題・記述問題の出題パターンを押さえながら、どこをどう読めば正解できるのかを中学生にもわかりやすく解説します。
テスト直前の総復習としてはもちろん、「なぜその答えになるのか」を理解することで、確実な得点力アップにつながる内容です。
「私たちの未来」定期テスト過去問分析よく出る問題
教科書の「私たちの未来」の「その子はまだ校門を通り過ぎていなかった。~さくらはそんな未来に早く駆け出したくなった。」の部分を読んで、次の問いに答えなさい。
(1)「見てたんだ。」とありますが、さくらは「その子」のどんな行動を見ていたのですか。簡潔に書きなさい。
(2)「新品」とは、ここではどのようなことを表していますか。次のアからエより1つ選び、記号で答えなさい。
ア 周囲にうまくなじめず、浮いている状態であること。
イ これからどうなるかわからない中で、希望に満ちあふれていること。
ウ 特に優れた人として、周囲から期待されていること。
エ 周囲の人と同じように行動し、目立たずに過ごしていること。
(3)「自分を。」という言葉を聞いて、さくらは「その子」の何を思い出しましたか。次のアからエよ1つ選び、記号で答えなさい。
ア 自己紹介で、うまく話せないと困っている様子。
イ 無理にクラスのみんなと仲良くしようとしている様子。
ウ 知っている人がいないと言って緊張している様子。
エ 事前に情報を交換したいと思っている様子。
(4)「これから自分が過ごすことになる膨大な時間が、ぱっと目の前に広がった気がした。」ときのさくらの気持ちに当てはまるものを次のアからエより1つ選び、記号で答えなさい。
ア 不安もあるが、これからどんなことが起きるのかを楽しみにし、ワクワクしている気持ち。
イ その子とは友達になれるに違いないと感じ、中学で一人にならずにすむことにほっとしている気持ち。
ウ 自分は今までのん気すぎたのではないかと感じ、急にこれからの中学生活が心配になっている気持ち。
エ 新しい環境に期待よりも戸惑いが勝ち、どう行動すればよいのか迷っている気持ち。
(5)さくらの心情の変化がはっきりわかる一文を35文字以内で抜き出しなさい。
「私たちの未来」定期テスト過去問分析よく出る問題の解答
(1)自ら靴を汚した(という行動)
(2)ア
(3)ウ
(4)ア
(5)全部新品のような「その子」との関係性が、これから時間をかけて古びていくこと。

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