中3国語「初恋の定期テスト過去問分析問題」です。
初恋の定期テスト過去問分析問題
次の島崎藤村の「初恋」の詩を読んで、後の問いに答えなさい。
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな
林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
問一 この詩の形式として、最もふさわしいものを後から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 口語自由詩
イ 口語定型詩
ウ 文語自由詩
エ 文語定型詩
問二 この詩のそれそれの行の音数にある一定のリズムがあります。最もふさわしいものを後から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 五・七調
イ 七・五調
ウ 五・五調
エ 七・七調
問三 この詩で初恋の象徴として、詩の進展に重要な役割を果たしているものを詩の中から抜き出して答えなさい。
問四 この詩は、四つの連から構成されています。それぞれの連の内容は、対のア~オのどれに当たりますか。それぞれ一つずつ選び、記号で答えなさい。
ア 恋の高まり
イ 恋の共有と回想
ウ 恋の始まり
エ 出会いとあこがれ
オ 恋の破たん
初恋の定期テスト過去問分析問題の解答
問一 エ
問二 イ
問三 林檎
問四
(一連)エ
(二連)ウ
(三連)ア
(四連)イ
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