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中2国語「平家物語(扇の的)」定期テスト対策|過去問分析よく出る問題

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中2国語「平家物語の定期テスト過去問分析問題」です。中学2年生の国語で学ぶ『平家物語』は、日本の歴史や武士の生き方を描いた名作で、定期テストでも頻出の題材です。特に「祇園精舎の鐘の声」や「扇の的」などの場面は、内容の理解だけでなく、文学的な表現や古文の知識も問われます。しかし、「古文が難しくて意味がわからない…」「どんな問題が出るの?」と不安に思う人も多いのではないでしょうか?この記事では、過去の定期テストを分析し、『平家物語』でよく出る問題やその解き方をわかりやすく解説します!しっかり対策して、高得点を目指しましょう。

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平家物語(扇の的)の定期テスト過去問分析問題

次の文を読んで、問いに答えなさい。

 与一、目をふさいで、
「南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ。これを射損ずるものならば、弓切り折り白害して、人に二度面を向かふべからず。いま一度本国へ迎へんとおぼしめさば、この矢はづさせたまふな。」
と心のうちに祈念して、目を見開いたれば、風も少し吹き弱り、扇も射よげにぞなつたりける。
与一、かぶらを取つてつがひ、よつぴいてひやうど放つ。小兵といふぢやう、十二束三伏、弓はつよし、浦響くほど長鳴りして、あやまたず扇の要ぎは一寸ばかりおいて、ひいふつとぞ射切つたる。かぶらは海へ入りければ、扇は空へぞ上がりける。しばしは虚空にひらめきけるが、春風に一もみ二もみもまれて、海へさつとぞ➊散つたりける。夕日のかかやいたるに、みな紅の扇の日出したるが、白波の上に漂ひ、浮きぬ沈みぬ揺られければ、➋沖には平家、ふなばたをたたいて感じたり、陸には源氏、えびらをたたいてどよめきけり。

問一 文中から擬音語を二つ抜き出しなさい。

問二 「この矢を外さない」という与一の決意が示された一文の始めの五字を書きなさい。

問三 下線部➊「散つたりける。」で、散ったのは何ですか。文中の語で答えなさい。

問四 下線部➋のように文の構成がそろい、対比されている二つの文などのことを何というか。漢字で答えなさい。

平家物語(扇の的)の定期テスト過去問分析問題の解答

問一 ひやうど / ひいふつ

問二 これを射損

問三 翁

問四 対句

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