中学校2年生の国語で扱われる短歌の単元「短歌に親しむ・短歌を味わう」は、短い言葉の中に込められた情景や感情を読み取り、日本語の豊かな表現に触れる学びです。この単元では、五・七・五・七・七という定型や、上の句・下の句、句切れ、字余り・字足らずといった短歌の基本的な構造を理解しながら、作品の背景に広がる季節感や作者の心情を味わう力を身につけていきます。
さらに、体言止めや比喩、擬態語などの表現技法を手がかりにし、短歌に表れた「言葉にならない気配」を読み取ることが大切になります。朝露に光る花の芽、季節の移ろいを知らせる色や音、ふと胸に去来する思い――短歌は、短い言葉でありながら奥深い世界を開いてくれる文学です。
この記事では、「短歌に親しむ・短歌を味わう」という単元の定期テストでよく問われるポイントを整理し、過去問の傾向から押さえておきたい問題を作成しました。短歌の読み取りが苦手な人でも、テスト対策と鑑賞のコツがしっかり身につけていきましょう。
短歌に親しむ・短歌を味わうの定期テスト過去問分析問題
教科書の「短歌に親しむ・短歌を味わう」を読んで、次の問いに答えなさい。
問一 「くれないの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る」の「針やはらかに」は、何を針にたとえていますか、五字で抜き出しなさい。
問二 「夏のかぜ山よりきたり三百の牧の若馬耳ふかれけり」の「耳ふかれけり」とありますが、何にふかれたのですか、四字で抜き出しなさい。
問三 「夏のかぜ山よりきたり三百の牧の若馬耳ふかれけり」の説明文で、「こうした動き」とありますが、何のうごきですか、二字で抜き出しなさい。
問四 「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」の歌で、作者は「白鳥」の気持ちについて、どう思っていますか、次のア~エより最も適切なものを一つ選び、記号で答えなさい。
ア かなしくはないだろう。
イ きっとかなしいに違いない。
ウ いつかはかなしくなるはずだ。
エ かなしい気持ちがわからずにいる。
問五 「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生」の歌には、筆者のどのような思いが込められていますか、次のア~エより最も適切なものを一つ選び、記号で答えなさい。
ア 君との別れが近づいていることを予感している。
イ 恋の始まりを感じて、心が浮き立っている。
ウ 今日の思い出は一生ものだとかみしめている。
エ 愛する人に出会うためにこれまでがあったと確信している。
短歌に親しむ・短歌を味わうの定期テスト過去問分析問題の解答
問一 薔薇のとげ
問二 夏のかぜ
問三 視線
問四 イ
問五 ウ

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