中学国語「漢詩のきまり(絶句・律詩など)」まとめ

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中学国語の「漢詩のきまり(種類・形式など)」のまとめです。漢詩には、絶句、律詩と呼ばれる形式、それに関わる構成などあります。入試では、そこまで頻出度は高くありませんが、万が一出題されたときに、正答できるようにここに書かれたことは確実に覚えておきましょう。それでは、中学国語の「漢詩のきまり(種類・形式など)」のまとめです。

絶句

絶句とは、四行からなる詩のことです。

  • 五言絶句…一句一行が五字の四行詩。
  • 七言絶句…一句一行が七字の四行詩。
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絶句の構成

  • 起句…第一句(ある内容を、うたい起こす。)
  • 承句…第二句(起句をうけて、内容を発展させる。)
  • 転句…第三句(前二句の内容を別の内容に転じる。)
  • 結句…第四句(詩の全体をまとめる。)

律詩

  • 五言律詩…一句一行が五字の八行詩
  • 七言律詩…一句一行が七字の八行詩

漢詩では、特に結句のないように注目する必要があります。結句は、漢詩全体の内容をしめくくり、主題となっていることが多い。

漢詩特有の言い回し

  • 曰く…言うには
  • なかれ…いけない
  • 能はず…できない
  • ごとし…まるで~のようなものだ。
  • や…ことがあろうか(いや~だ)。

有名な漢詩を知る

秋思 (著)張籍

左から右へ読む

洛 陽 城 裏 見 秋 風
欲 作 家 書 意 万 重
復 恐 怱 怱 説 不 尽
行 人 臨 発 又 開 封

<和訳>
洛陽城の裏に秋風を見た
家に出す手紙を書きたいという思いが幾重にも重なる
あわただしく書いたので思いが書き尽くせたかどうか心配になり
使いの人が出発する間際になってまた封を開いた

春暁 (著)孟浩然

左から右へ読む

春 眠 不 覚 暁
処 処 聞 啼 鳥
夜 来 風 雨 声
花 落 知 多 少

<和訳>
春の眠りの心地よさに夜の明けるのにも気がつかずにうとうとしていると
あちこちに鳥の鳴き声が聞こえる
昨夜は雨風の音がしていたけれど
花はどれほど散ったのだろう

春望 (著)杜甫

左から右へ読む

国 破 山 河 在
城 春 草 木 深
感 時 花 濺 涙
恨 別 鳥 驚 心
烽 火 連 三 月
家 書 抵 万 金
白 頭 掻 更 短
渾 欲 不 勝 簪

<和訳>
戦争で国が破壊されても、山河は昔のままである
都城に春がやってきて草木が深く生い茂った
戦乱のことを思えば花を見ても涙が落ち
家族との別れを悲しんでは鳥の声にも心が痛む
戦乱ののろし火は三か月の間ずっと続き
家族からの手紙は万金に値する
白髪頭を掻けばさらに髪は短くなっていて
全く冠をとめるかんざしもさせなくなりそうだ

国語 あわせて確認

以上が、中学国語の「漢詩のきまり(種類・形式など)」のまとめとなります。

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