中学2年国語の教科書に登場する詩「虹の足」(吉野弘)は、自然の現象を通して人の生き方や視点の転換を描いた深いメッセージ性を持つ詩です。定期テストでは、「虹の象徴性」や「語り手の変化」、「表現技法(比喩・対比・象徴)」などのポイントを問う設問が多く出題されます。この記事では、過去問を分析しながら、得点に直結する読み取りのコツをわかりやすく解説します。
虹の足の定期テスト過去問分析問題
教科書の「虹の足」の詩を読んで、次の問いに答えなさい。
問一 この詩の作者を漢字で書きなさい。
問二 この詩の形式を次のア~エより一つ選び、記号で答えなさい。
ア 口語自由詩
イ 口語定型詩
ウ 文語自由詩
エ 文語定型詩
問三 「虹がそっと足を下ろした」に用いられている表現技法を次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 直喩法
イ 擬人法
ウ 繰り返し
エ 体言止め
問四 「家から飛び出し虹の足にさわろうとする人影は見えない」とありますが、村の人々がさわろうとしなかったのは、なぜですか。詩の中の言葉を使って、簡潔に書きなさい。
問五 「乗客たちは頬を火照らせ 野面に立った虹の足に見とれた。」とありますが、「乗客たち」はどのような気持ちで「虹の足」を見ていたと考えられますか。最も適切なものを次のア~エより一つ選び、記号で答えなさい。
ア 後悔
イ 不安
ウ 恐れ
エ 感動
問六 この詩では、「僕」にとって、「虹の足」は何の象徴なのですか。詩の中から漢字二字で書き抜きなさい。
虹の足の定期テスト過去問分析問題の解答
問一 吉野弘
問二 ア
問三 イ
問四 (例)村の人々には虹が見えないから。
問五 エ
問六 幸福
虹の足のポイント
詩の形式
口語自由詩であり、日常的な言葉で書かれています。
主題
他人には見えて、自分には見えない幸福」。詩の中で、バスの乗客たちは虹の足が村を包み込む様子を目撃しますが、村の人々はその美しい光景に気づいていません。この描写を通じて、日常の中にある幸福に気づくことの難しさを表現しています。
表現技法と読解のポイント
- 擬人法:「虹がそっと足を下ろした」など、虹を人のように描写しています。
- 倒置法:「山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。」など、語順を変えることで印象を強めています。
- 擬態語:「そっと」「すらりと」「すっくと」「すっぽり」など、情景を具体的に描写するために用いられています。
「虹の足」は、日常にある何気ない自然現象に深い意味を見出す視点の大切さを教えてくれる詩です。テスト対策としては、語り手の気づきや感情の変化、詩の象徴性やリズムなどを意識して読むことが大切です。本文を丁寧に読み直しながら、詩の背景や作者の意図まで考察する力を養いましょう。
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