高校入試対策・地理の「赤道が通る国」についてまとめています。赤道は地球を南北に分ける基準となる線であり、地球上で特別な位置にある。赤道付近の国々は、一年を通じて暑く、雨が多い熱帯地域に属していることが多い。この地域では、熱帯雨林や豊かな生態系が広がり、世界でもユニークな自然環境が見られる。
この記事では、赤道が通る国々をわかりやすくまとめて紹介する。一覧を見るだけでなく、その特徴や地理的なポイントも簡単に説明するので、地理のテスト対策にも役立つ内容だ。赤道がどの国を通るのかを覚えることで、地球全体の地理に対する理解が深まるだろう!
赤道が通る国を選んだり、線を作図させたり、赤道や本初子午線に関連した問題の出題も少なくありません。ここでしっかり復習しておきましょう。
赤道が通る国
赤道が通る国名 | 簡単な特徴 |
---|---|
ブラジル | 南アメリカ最大の国で、アマゾン熱帯雨林が広がる。 |
コロンビア | アンデス山脈があり、コーヒーの生産が盛んな国。 |
エクアドル | 国名が「赤道」を意味し、ガラパゴス諸島も有名。 |
インドネシア | 多くの島々からなる東南アジアの国で、熱帯雨林が広がる。 |
ソマリア | アフリカ東部に位置し、乾燥した気候が特徴。 |
ケニア | サバンナや野生動物が豊富で、観光地としても有名。 |
ウガンダ | ヴィクトリア湖があり、自然が豊かな内陸国。 |
コンゴ民主共和国 | 熱帯雨林が広がり、鉱物資源が豊富な国。 |
コンゴ共和国 | 赤道近くに位置し、コンゴ川流域に広がる国。 |
ガボン | 森林が国土の多くを占め、石油資源が豊富。 |
サントメ・プリンシペ | 赤道付近の小さな島国で、熱帯の気候と豊かな自然が特徴。 |
- ブラジル
- コロンビア
- エクアドル
- インドネシア
- ソマリア
- ケニア
- ウガンダ
- コンゴ民主共和国
- コンゴ共和国
- ガボン
- サントメ・プリンシペ
とあります。中でも、「ブラジル」「インドネシア」「ケニア」には注意しておきましょう。
ブラジル
ブラジルは、南アフリカ大陸の約半分を占める。農業は、コーヒー・サトウキビの栽培がさかん。コーヒーの生産量・輸出量世界一。さとうきびを原料としてバイオエタノールを生産。
- 南アメリカ最大の国で、世界で5番目に広い国。
- アマゾン川とアマゾン熱帯雨林があり、自然が豊か。
- 首都はブラジリア、最大の都市はサンパウロ。
- サッカーが非常に盛んで、多くの有名選手を輩出。
インドネシア
インドネシアは、植民地時代からプランテーション(大農園)による天然ゴムやパーム油などの生産が中心です。また高温多雨な気候を生かして稲作もさかんです。
- 東南アジアにある、約17,000の島々からなる国。
- 首都はジャカルタで、経済や文化の中心地。
- 世界一のイスラム教徒の人口を持つ国。
- 赤道が通り、1年中暑い熱帯気候。
- バリ島など観光地が多く、自然や文化が豊か。
ケニア
茶・装飾用切花・野菜・果実などがさかんです。
- アフリカ東部にあり、赤道が通る国。
- 首都はナイロビで、経済と観光の中心地。
- サバンナが広がり、ライオンやゾウなどの野生動物が多い。
- 観光地として有名なマサイマラ国立保護区がある。
- コーヒーや紅茶の生産も盛んで、農業が重要な産業。
以上が、高校入試対策・地理の「赤道が通る国」のまとめです。
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