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中3国語「高瀬舟のテスト対策問題」

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中3国語「高瀬舟の定期テスト過去問分析問題」です。

■あらすじ
『高瀬舟』は、森鴎外の小説で、貴族の青年・源吾が、妻の典子との結婚生活に疑問を感じながらも、京都の高瀬川での船遊びを通じて人間模様を描く。源吾は心の葛藤や人間関係に悩みつつも、美しい自然と触れ合いながら、愛とは何かを問い直す。物静かで感受性豊かな作品である。

■テストでのポイント
主人公源吾の心の葛藤や成長、妻典子との関係の変化が重要ポイントです。しっかり読み取りましょう。
自然描写や舞台の高瀬川が物語に与える影響、森鴎外の文体や言葉の選び方も重要です。
登場人物の心理描写やテーマ性を理解し、作者のメッセージやテーマ性を読み取る能力が求められます。

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高瀬舟の定期テスト過去問分析問題

【問1】教科書の「高瀬舟」の「喜助の話はよく条理が立っている。~高瀬舟は、黒い水の面を滑っていった。」の部分を読んで次の問いに答えなさい。

一 「条理が立つ」の意味を次のア~エより、選びなさい。
 ア 説明が詳細
 イ 道理にかなう
 ウ 興味深い
 エ 理屈っぽい

二 「よく条理が立っている」とあるが、「条理が立つ」理由が書かれている一文を探し、はじめの五字を書きなさい。

三 「疑いを解くことができなかった」と同じような言葉を十三字で探し、はじめの五字を答えなさい。

四 「剃刀を抜いてくれた~」の他に、弟が言った言葉を文中から抜き出しなさい。

五 「自分よりも上のもの」を別の言葉で言い換えている部分を文中からに二つ抜き出しなさい。

六 「庄兵衛はお奉行様の判断を、そのまま自分の判断にしようと思った」とは、どう考えることにしたということか。一つ選びなさい。
 ア 誰も悪くなかった。
 イ 喜助は有罪である。
 ウ 喜助に罪はなかった。
 エ 悪いのは弟である。

七 「なんだかお奉行様にきいてみたくてならなかった。」とあるが、どんなことをきくのか。二十五字以内で答えなさい。

【問2】教科書の高瀬舟の「喜助の話はよく条理が立っている。~黒い水の面を滑っていった。」の部分を読んで、次の問いに答えなさい。

(1)「喜助の話はよく条理が立っている。」の理由が述べられている一文を文中から抜き出し、最初の五字を書きなさい。

(2)「その場の様子」とは誰が、何をしたときの様子か。十五字以内で書きなさい。

(3)「剃刀を抜いてくれたから死なれるだろうから、抜いてくれ」と弟が言ったのは、なぜか。文章中から抜き出しなさい。

(4)「そこに疑いが生じて、どうしても解けぬ」とあるが、庄兵衛が疑う理由を説明した次の文にあてはまる言葉を文章中から➊は一字、➋は五字で抜き出しなさい。

(説明文)弟を殺したのは( ➊ )に相違ないけれど、( ➋ )ためにしたことだったから。

(5)「自分とり上のもの」を別に言葉で言い換えている部分を文章中から二つ抜き出しなさい。

(6)「次第にふけてゆくおぼろ夜」は誰のどんな気持ちを表しているか。「おぼろ月夜」=「月がぼんやりとかすんでいる夜」をふまえて次から一つ選び、記号で答えなさい。
 ア 喜助の行為を罪と決めかねている、庄兵衛のすっきりしない気持ち
 イ お奉行様の判断に任すほかないという、庄兵衛の無力感
 ウ どんな事情であれ弟を殺してしまったという、喜助の罪悪感
 エ お奉行様からどんな裁きが下るかわからない、喜助の不安な気持ち

高瀬舟の定期テスト過去問分析問題の解答

【問1】
一 イ
二 これは半年
三 腑に落ちぬ
四 早く死にたい
五 オオトリテエ お奉行様
六 イ
七 喜助は弟のためにしたことだが、それでも罪人か

【問2】
(1)これは半年
(2)(例)喜助が弟を死なせたときの様子
   または(例)喜助が弟を殺したときの様子
(3)苦しさに耐えなかったから
(4)➊罪 / ➋苦から救う
(5)お奉行様 / オオトリテエ
(6)ア

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