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中学公民「国際連合のしくみと働きのポイントまとめ」

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中学公民「国際連合のしくみと働きのポイントまとめ」です。私たちの暮らす現代社会は、さまざまな国がつながり合い、国際的な協力が欠かせない時代です。その中で、第二次世界大戦後の世界平和を維持し、国際問題に取り組むために設立されたのが「国際連合(国連)」です。国連は、加盟国が協力し合い、地球規模の課題に挑む場として重要な役割を果たしています。この記事では、国際連合のしくみや働きについて、中学生にもわかりやすく解説し、そのポイントをまとめていきます。国連の役割を知ることで、私たちの暮らしがどのように支えられているのか、国際社会のつながりを考えてみましょう!

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国際連合のしくみ

国際連合のしくみ図
国際連合は、1945年に設立され本部はニューヨークにある。連合国は、20世紀に2度も世界大戦がおこったことを反省し、戦後の世界平和を維持する機関の設置をめざした。

1945年10月、 国際連合憲章にもとづいて国際連合 (国連)が発足し(原加盟国は51)、ニューヨーク(アメリカ 合衆国)に本部がおかれた。

国連には、全加盟国が参加して開かれる最高議決機関の総会、世界の平和と安全に責任をもつ安全保障理事会がおかれ、さらに経済社会理事会・国際司法裁判所・事務局などが設置された。

また、総会や経済社会理事会のもとに、国連教育科学文化機関(ユネスコ) などの専門機関や国連児童基金(ユニセフ)など、多くの機関がおかれている。

項目 内容
設立年 1945年
本部所在地 ニューヨーク(アメリカ合衆国)
設立の目的 20世紀の2度の世界大戦を反省し、戦後の世界平和を維持する機関を設置するため
発足時の原加盟国数 51カ国
主要機関 – 総会(最高議決機関、全加盟国が参加)
– 安全保障理事会(世界の平和と安全を担当)
– 経済社会理事会
– 国際司法裁判所
– 事務局
専門機関・基金 – 国連教育科学文化機関(ユネスコ)
– 国連児童基金(ユニセフ)
設置された背景 国際連合憲章に基づき発足

国際連合の働き

国連では、世界平和の維持のために常任理事国の五大国(アメリカ・イギリス・フランス・ソ連・中国)に責任を負わせる大国中心主義をとり、安全保障理事会では、重要議案に対して常任理事国の1国でも反対すれば議決できないという拒否権があたえられている。

また、国際紛争の解決のために、国連軍を組織して武力制裁ができるようにした。現在、平和維持活動(PKO)も世界の各地で行われている。

  • 安全保障理事会…世界の平和と安全を維持する機関。
  • 冷たい戦争(冷戦)…アメリカを中心とする資本主義の西側陣営とソ連を中心とする共産主義の東側陣営の対立。冷戦は核戦争直前まで緊張が高まる激しい対立であった。

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