中1理科「種子を作らない植物(シダ植物・コケ植物)のテスト対策問題」です。今回は中学1年生理科の「種子を作らない植物」、特にシダ植物とコケ植物に関するテスト対策問題をご紹介します。この単元では、シダ植物とコケ植物の特徴や違い、生殖方法(胞子)について学びます。さらに、生活環境や代表的な植物の名前なども出題されやすいポイントです。この記事では、テストによく出る重要な知識を押さえた問題を通して、効率よく理解を深められる内容をお届けします。基礎をしっかり固めて、テストで自信を持って解答できるように準備しましょう!それでは始めましょう!
シダ植物・コケ植物の練習問題
【問1】次の図を見て、あとの問いに答えなさい。

イヌワラビ
- 上の図のFでイヌワラビは増えますが、Fの名称を答えなさい。
- イヌワラビは光合成を行うか、行わないか。
- イヌワラビの茎にも維管束が存在するが、維管束はどのような部分か、「道管」「師管」を使って簡潔に説明せよ。
- イヌワラビと同じ植物に分類できる植物を1つ挙げよ。
【問2】次の問いに答えなさい。
(1) イヌワラビやスギゴケなどの種子をつくらない植物は、何でなかまをふや しますか。
(2) 種子をつくらない植物のうち、イヌワラビのなかまは、シダ植物とコケ植物のどちらですか。
(3) イヌワラビのなかまには、維管束はありますか。
(4) イヌワラビの胞子のうの集まりがあるのは、葉の表と裏のどちらですか。
(5) イヌワラビの胞子のうは熟すとはじけます。胞子のうがはじけると中から何がとび出しますか。
(6) 種子をつくらない植物のうち、スギゴケのなかまは、シダ植物とコケ植物のどちらですか。
(7) スギゴケやゼニゴケで胞子が入っている部分を何といいますか。
(8) スギゴケやゼニゴケの根のように見える部分を何といいますか。
(9) スギゴケやゼニゴケが水を吸収しているのはどこですか。
シダ植物・コケ植物の練習問題の解答
【問1】
- 胞子
- 行う
- 道管や師管が集まった部分
- スギナ、ワラビ、ゼンマイなどから1つ
【問2】
(1) 胞子
(2) シダ植物 イヌワラビやスギナ ゼンマイなどはシダ植物ある。
(3) ある。
(4) 裏
(5) 胞子
(6) コケ植物 スギゴケやゼニゴケなどはコケ植物である。
(7) 胞子のう
(8) 仮根
(9) からだの表面 コケ植物の根のように見える部分は仮根といい、からだを地面に固定するはたらきをしているコケ植物はからだの表面から水を吸収している。
イヌワラビの観察

イヌワラビ
イヌワラビは、シダ植物(そのほかに、ワラビ・ゼンマイ・スギナなど)に分類されます。シダ植物の多くは日かげでしめりけの多いところで生活する。根・茎・葉の区別があり、維管束があります。葉の裏に胞子のう(E)をつけます。
胞子のうの中には、胞子(F)が入っており、胞子で増えます。胞子でふえるときは、無性生殖でふえていることになります。つまり、受粉しません。胞子でふえる植物は、シダ植物のほかに、コケ植物があります。
イヌワラビの茎は、地下にあるので、特に地下茎(C)といわれます。地上に出ているすべての部分が葉(A・B)です。
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