光村図書掲載の中3国語「わたしを束ねないでの定期テスト過去問分析問題」です。
個の自由と誇りを表現。詩の中で「束ねないで」というフレーズが繰り返され、これは作者が個々の自由を重視し、束縛されずに自分自身でいたいという強い願望を表現。また、詩の中では、娘、妻、母といった社会的な役割や期待に対する抵抗を表現。作者は自分の本質をこれらの役割に縛られず、風のように広がり、自在に動く存在でありたいと訴えている。
【問題】わたしを束ねないで
教科書の「わたしを束ねないで」の詩を読んで、次の問いに答えなさい。
問一 この詩は、用語・形式のうえから、何という詩に分類されるか、漢字五字で答えなさい。
問二 「あらせいとうの花」は、どのようなイメージをもつものをとして挙げられていますか。最も適切なものを次のア~エより一つ選び、記号で答えなさい。
ア 特に目立たないが、人々の生活に大いに役立つものというイメージ。
イ 大地の恵みを受けて、豊かに生き生きと輝いているというイメージ。
ウ いつも身近にあって、人々の心をいやしてくれるというイメージ。
エ 自然のままではなく、みずみずしい生命力が失われているイメージ。
問三 「羽撃き」と対比されているものは、どのようなものだと言えますか。最も適切なものを次のア~エより一つ選び、記号で答えなさい。
ア 美を内に秘め、静かに存在するもの。
イ 身近で親しみのある、愛らしいもの。
ウ 型にはめられ、生命感のないもの。
エ 装い飾られ、他の模範となるもの。
問四 「終りのない文章」は、人生がどのようなものだということを表していますか。最も適切なものを次のア~エより一つ選び、記号で答えなさい。
ア 途中で区切ることができず、絶え間なく展開しているもの。
イ 自分自身が決めた方向に、ひたすら進んでいくものしかないもの。
ウ どんなに念を入れても、完全ということがあり得ないもの。
エ 他からのどのような評価を受け入れない個人に属するもの。
問五 この詩には、作者のどのような思いが込められていますか。二十五字以内で書きなさい。
【解答】わたしを束ねないで
問一 口語自由詩
問二 エ
問三 ウ
問四 ア
問五(例)人間として充実した、自由な人生を送りたいという思い。
または、
(例)束縛から解放された、自由な生き方をしたいという思い。
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