中1理科の「物質の区別の仕方」|物質と物体の違いについてまとめています。物質を区別する方法には、加熱したり燃やしたり、いろいろな方法があります。そのあたりについて、詳しく記述しています。それでは、中1理科の「物質の区別の仕方」|物質と物体の違いです。
物質の区別
物質を区別したり、物質の性質を明らかにする方法には さまざまなものがある。
物質と物体
何か工作をする場合, 素材が紙かプラスチックか木か金属かで、切るために用意するものも部品どうしをくっつける手段も変わる。ものを寸法や形状や用途などで見る場合、物体として見ているといえる。それに対して物体の材料となっているものを物質という。理科で調べるのは,物体ではなく物質である。
具体例
はさみや机、ものさしなどという場合は、ものを用途などの視点から物体として見ている。これらを材料という視点から物質として見ると、それぞれ鉄・木・プラスチックということになる。
物質を区別する方法
物質を区別する方法としては、以下のようなものがある。
- 形や状態を観察する。
- 熱する。
- 冷やす。
- 燃やす。
- 電流が流れるか調べる。
- 磁石につくか調べる。
- 薬品とまぜて反応をみる。
- 密度を測定する。
固体なら固さを調べる。粉末や液体なら水にとけるかどうかなども物質を区別する方法となる。融点や沸点も物質を区別する手がかりになる。
融点
固体の物質を加熱すると、じわじわと温度が上昇してきます。ある温度に達すると温度がそれ以上上昇しなくなります。このとき物質は融け始め、固体から液体に状態が変化していきます。このときの温度のこと。
沸点
物質が完全に融け終わると、また温度が上昇しはじめます。ある温度に達すると今度は沸騰が始まり、温度が一定で上昇しなくなります。このときの温度。つまり、沸点は、物質が沸騰しはじめる温度ということ。
炎色反応
特定の物質は、ガスバーナー で熱した場合, それぞれ特有の色の炎を出す。このように特有の色の炎を出す現象を炎色反応という。各物質を含む水溶液などを ろ紙や白金線などにつけて無色の炎の中に入れると, とけている物質が加熱されて, 物 質特有の色の炎を出す。
以上が、中1理科の「物質の区別の仕方」|物質と物体の違いとなります。
コメント
とっても分かりやすいです!
もうじき定期テストで、ここが範囲なので、見てみたら結構分かりやすかったです!
ありがとうございます☺️
お役に立てよかったです。
また、勉強しに来てください。