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中学理科「覚えておくべき化学式・化学反応式一覧」練習問題付きでしっかり理解

化学式・化学反応式アイキャッチ画像 中2理科
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中学理科で学ぶ化学式や化学反応式は、化学の基本となる重要な知識です。しかし、「どの化学式を覚えればいいのか」「化学反応式はどうやって覚える?」と悩んでいる人も多いでしょう。本記事では、覚えておくべき化学式や化学反応式を一覧でまとめ、練習問題を通じて理解を深められるように解説します。これを参考にして、効率よく学び、テストでの得点力をアップさせましょう!

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化学式と化学反応式のポイント

■ 化学式のポイント
化学式は、物質を構成する元素とその割合を表した記号です。例えば、水の化学式はH₂Oで、これは「水素が2つ、酸素が1つ結びついて水を作っている」という意味です。

元素記号:物質を構成する元素を示すアルファベット(例:Hは水素、Oは酸素)
下付き数字:元素が何個あるかを表します(例:H₂Oで水素は2つ)
ポイント:化学式は物質の構造や性質を簡潔に示すため、重要な基礎知識です。

■ 化学反応式のポイント
化学反応式は、化学反応がどのように起こるかを示す式です。反応物が製品に変化する様子を表します。

例えば、水の分解反応:2H₂O→2H₂+O₂これは「水(H₂O)が電気分解で水素(H₂)と酸素(O₂)に分かれる反応」を示しています。

反応物:反応の前に使われる物質(例:H₂O)
生成物:反応の後にできる物質(例:H₂, O₂)
反応のバランス:反応式の両辺で元素の数が一致することが重要です(質量保存の法則)
ポイント:化学反応式では、反応の前後で物質の種類と量がどう変化するかを把握することが大切です。

覚えておくべき化学式

分子をつくっている物質

  • 水素…H2
  • 酸素…O2
  • 窒素…N2
  • 塩素…Cl2
  • 水…H2O
  • 二酸化炭素…CO2
  • アンモニア…NH3
  • 塩化水素…HCl
  • 硫酸…H2SO4
  • メタン…CH4
  • エタノール…C2H5OH
  • 硫化水素…H2S

分子をつくらない物質

  • カルシウム…Ca
  • ナトリウム…Na
  • マグネシウム…Mg
  • 鉄…Fe
  • 銅…Cu
  • 銀…Ag
  • 亜鉛…Zn
  • アルミニウム…Al
  • バリウム…Ba
  • 酸化銅…CuO
  • 酸化マグネシウム…MgO
  • 酸化銀…Ag2O
  • 硫化鉄…FeS
  • 水酸化ナトリウム…NaOH
  • 塩化ナトリウム…NaCl
  • 炭酸水素ナトリウム…NaHCO3
  • 炭酸ナトリウム…Na2CO3
  • 塩化銅…CuCl2
  • 硫酸バリウム…BaSO4
  • 水酸化バリウム…Ba(OH)2

覚えておくべき化学反応式

  • 水の電気分解 2H2O→2H2+O2
  • 塩化銅の分解 CuCl2→Cu+Cl2
  • 水素と酸素の化合 2H2+O2→2H2O
  • 鉄と硫黄の化合 Fe+S→FeS
  • マグネシウムの燃焼 2Mg+O2→2MgO
  • 塩酸と水酸化ナトリウムの中和 HCl+NaOH→NaCl+H2O
  • マグネシウムと塩酸の反応 Mg+2HCl→MgCl2+H2
  • 銅がさびる 2Cu+O2→2CuO
  • 炭素の燃焼 C+O2→CO2
  • 炭酸水素ナトリウムの加熱分解 2NaHCO3→Na2CO3+CO2+H2O
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化学化学反応式の練習問題

次の化学化学反応式を書け。

  1. 水の電気分解
  2. 塩化銅の分解
  3. 水素と酸素の化合
  4. 鉄と硫黄の化合
  5. マグネシウムの燃焼
  6. 塩酸と水酸化ナトリウムの中和
  7. マグネシウムと塩酸の反応
  8. 銅がさびる
  9. 炭素の燃焼
  10. 炭酸水素ナトリウムの加熱分解

化学化学反応式の練習問題解答

  1. 2H2O→2H2+O2
  2. CuCl2→Cu+Cl2
  3. 2H2+O2→2H2O
  4. Fe+S→FeS
  5. 2Mg+O2→2MgO
  6. HCl+NaOH→NaCl+H2O
  7. Mg+2HCl→MgCl2+H2
  8. 2Cu+O2→2CuO
  9. C+O2→CO2
  10. 2NaHCO3→Na2CO3+CO2+H2O

コメント

  1. RR より:

    テスト前なので助かりました。ありがとうございます

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