中1理科「地震のゆれ・地震計に関するテスト対策問題」です。
地震の練習問題
次の図は、震源から120kmはなれた地点Pで観測された地震計の記録である。これについて、次の問いに答えなさい。
(1) 図のゆれXを何というか答えなさい。
(2) 図のゆれYを伝える波を何というか答えなさい。
(3) 図のゆれXの波が到着してからゆれYの波が到着するまでの時間を何というか答えなさい。
(4) この地震の(3)は、およそ何秒か答えなさい。
(5) ある地点での(3)は、20秒であった。この地点の震源からの距離は何kmであると考えられるか答えなさい。
(6) 図のように、ゆれX, Yの波が到着する時刻に差があるのはなぜか。次のアからウから選びなさい。
ア ゆれXの波が発生してから、ゆれYの波が発生するため。
イ ゆれYの波が発生してから、ゆれXの波が発生するため。
ウ ゆれXの波とゆれYの波が伝わる速さが異なるため。
地震の練習問題の解答
(1) 初期微動
初めの小さなゆれ Xは初期微動、後からくる大きなゆれYは主要動である。
(2) S波
初期微動を伝える波をP波、主要動を伝える波をS波という。
(3) 初期微動継続時間
(4) 15秒
初期微動継続時間は、初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間であるから、図より15秒とわかる。
(5) 160 km
初期微動継続時間は、震源からの距離に比例して長くなる。震源から120 kmはなれた地点Pの初期微動継続時間は15秒であるから、求める距離をxkmとすると、120km:15s=xkm:20s よって、x=160 km
(6) ウ
P波とS波は同時に発生するが、P波のほうがS波より速いため、先に到着する。
復習しておこう!
地震は、地下で岩盤が破壊されることで発生し、地表に伝わる揺れが感じられます。揺れにはP波(初期微動)とS波(主要動)があり、P波は速く伝わり、S波は遅れて到達します。震源距離が遠いほど、P波とS波の到着時間差が大きくなります。揺れの大きさは震度で表され、地震の規模はマグニチュードで示されます。地震による被害を軽減するためには、耐震設計の建物や緊急地震速報の利用が重要です。地震の仕組みと揺れの特徴を理解し、防災対策に役立てることが大切です。
地震は、地下で岩盤が破壊されることで発生し、地表に伝わる揺れが感じられます。揺れにはP波(初期微動)とS波(主要動)があり、P波は速く伝わり、S波は遅れて到達します。震源距離が遠いほど、P波とS波の到着時間差が大きくなります。揺れの大きさは震度で表され、地震の規模はマグニチュードで示されます。地震による被害を軽減するためには、耐震設計の建物や緊急地震速報の利用が重要です。地震の仕組みと揺れの特徴を理解し、防災対策に役立てることが大切です。
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