中1理科「地層・堆積岩の観察に関するテストでよく出る問題」です。今回は中学1年生理科の「地層・堆積岩の観察」に関するテスト対策問題をご紹介します。この単元では、地層の形成過程や堆積岩の特徴、またその観察方法について学びます。特に、堆積岩がどのようにしてできるのか、またそれらが持つ情報(化石など)が重要なポイントです。地層が時間とともに積み重なる様子や、観察時に気をつけるべきポイントをしっかり理解しておくと、テストでの得点がアップします。この記事では、よく出る問題を解説しながら、テスト対策をしっかりサポートします。さっそく学習を始めましょう!
地層・堆積岩の観察に関するテスト対策問題
【問1】図はある地層から見つかったサンゴとビカリアの化石である。これについて、次の問いに答えなさい。
(1) 図1のサンゴの化石は、堆積した当時の環境を知ることができる。このような化石を何というか。
(2) サンゴの化石がふくまれる地層は、どのような環境で堆積したか。次のアーエから1つ選びなさい。
ア:あたたかくて深い海
イ:あたたかくて浅い海
ウ:冷たくて深い海
エ:冷たくて浅い海、
(3) 図2のビカリアの化石のように、地層が堆積した年代を決めるのに役立つ化石を何というか答えなさい。
【問2】次の問いに答えなさい。
(1) 風化してもろくなった岩石は、風や流水などによってけずられていく。このような風や流水によるはたらきを何といいますか。
(2) 流水によって運ばれた土砂が、 流れのゆるやかなところにたまることを何といいますか
(3) 沖に堆積するのは、れき・砂・泥のうちのどれですか。
(4) 水平な地層に、横方向から力が加わって波打ったものを何といいますか。
(5) 地層が切断されてできたくいちがいを何といいますか。
(6) シジミのように、地層が堆積した当時の自然環境がわかる化石を何といいますか。
(7) サンヨウチュウやアンモナイトのように、地層が堆積した年代がわかる化石を何といいますか。
【問3】次の問いに答えなさい。
- 温度の変化や水の状態変化などにより、岩石などの表面がぼろぼろに崩れていく現象を何というか。
- 流水のはたらきなどで、岩石が削られる現象を何というか。
- 流水の3つの作用を答えなさい。
- 崖など、地層が現れているところを何というか。
- 水の中で地層ができ、それが押し固まると何という岩石ができるか。
- 粒の直径が0.06mm以下の堆積物を何というか。
- 海の海岸近くの浅い場所に堆積するのは、れき、砂、泥のうちどれか。
- 地層は上に積もっているものと、下に積もっているもののどちらが古いか。
- 集気びんに土砂と水を入れ、振った後しばらく放置しておくと、れきの層が一番下にできた。その理由を粒の大きさに注目して簡潔に答えよ。
- 下から上に泥、砂、れきの地層が堆積している場所の海の深さは、次第にどうな多ことが推測できるか。ただし、地層にしゅう曲などはなく、地層の逆転は起きていないものとする。
地層・堆積岩の観察に関するテスト対策問題の解答
【問1】
(1) 示相化石
(2)イ
(3)示準化石
中生代に生きていた生物…アンモナイト、恐竜
新生代に生きていた生物…ビカリア、ナウマンゾウ
【問2】
(1)浸食
(2)堆積
(3)泥
(4)しゅう曲
(5)断層
(6)示相化石
(7)示準化石
【問3】
- 風化
- 侵食
- 侵食作用、運搬作用、堆積作用
- 露頭
- 堆積岩
- 泥
- れき
- 下に積もっているもの
- 粒が大きく重いから。
- 海の深さは次第に浅くなっていった。
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