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中学地理「鉱産・エネルギー資源のポイントまとめ」

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中学地理「鉱産・エネルギー資源のポイントまとめ」です。

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世界の鉱産資源のポイント

石油・石炭・天然ガスなどは、生活や産業の発達に重要な役割を果たしているエネルギー資源・原料である。

石油

石油は、産出地に大きなかたよりがみられる。東大の産出地はペルシア湾を中心とする西アジアで、この地域の産出量は世界の約3割、埋蔵量は約2分の1をしめている。なかでもサウジアラビアは西アジア最大の産油国であり、原油の確認埋蔵量は世界有数である。

石油生産量のグラフ2022
<生産量ランキング2022>
1位 アメリカ合衆国
2位 サウジアラビア
3位 ロシア連邦
4位 カナダ
5位 イラク

「石油と原油」とくれば、サウジアラビアでしょう。原油の埋蔵量・輸出量ともに世界有数で、石油輸出国機構(APEC)の中心国にもなっており、原油や石油製品の輸出で経済を支えています。一方で、工業化はあまり進んでいません。

  • 原油…地下から採取されたままの状態のもの(天然のままの石油)
  • 石油…さまざまな炭化水素を主成分とする液状の物質の総称。原油を精製して、「ガソリン」「灯油」「重油」「軽油」などがある。

■ 原油埋蔵量の内訳
原油確認埋蔵量 2020年世界全体値に対するシェア(%)

国名 ベネズエラ サウジアラビア カナダ イラン イラク ロシア その他
17.5 17.2 9.7 9.1 8.4 6.2 32.9

原油の産出地には、大きなかたよりがあり、最大の産出地はペルシア湾を中心とする西アジアで、この地域の産出量は世界の約3割、埋蔵量は約2分の1を占めています。

■ 日本の原油輸入先
原油の輸入先(2019年度)

国名 サウジアラビア UAE カタール クウェート ロシア その他
34.1 32.7 9.3 8.9 4.9 10.1

石炭

石炭は石油ほど分布にかたよりはなく、中国をアメリカ合衆国を中心に広い地域で産出される。

<ランキング>
1位 中華人民共和国
2位 アメリカ合衆国
3位 インド
4位 オーストラリア
5位 南アフリカ共和国

鉄鉱石

鉄鉱石は、中国・オーストラリア・ブラジルなどで産出量が多い。

<ランキング>
1位 ブラジル
2位 オーストラリア
3位 中華人民共和国
4位 インド
5位 ロシア連邦

エネルギー資源の変化

エネルギー資源の中心は石油だが、地球温暖化への影響で最近変化している。

産業革命以降、世界のエネルギー資源の中心は石炭だったが、1950年代後半にはエネルギー資源の中心が石炭から石油に代わった(エネルギー革命)。しかし、1970年代の石油危機(オイル・ショック)を契機に、天然ガスの需要がのびるようになった。

石油危機
石油危機(オイルショック)は、第4次中東戦争をきっかけに石油価格が上昇し、先進国不況に陥った。日本は、いち早く不況から抜け出し経済大国となる。

また、フランスなどのように原子力発電のなかで重要な位置をしめている国もある。石油・石炭などの化石燃料は燃焼によって大量の二酸化炭素が排出され、地球温暖化の原因となっている。そのため、近年は、環境汚染の心配がなく枯渇する恐れもない再生可能エネルギー(新エネルギー)として、太陽、風力、潮力、波力、バイオマス(バイオ燃料)などの自然エネルギー(クリーンエネルギー)をリサイクルエネルギーーが注目されている。

エネルギー資源の活用

  • 化石燃料(石油・石炭・天然ガス)…使用に伴い二酸化炭素の温暖効果ガスを排出。地球温暖化の原因となる。
  • 新エネルギー…太陽光や風力などの再生可能なエネルギー、バイオエタノールなど。
  • 資源輸入国…日本は多くの鉱産・エネルギー資源を輸入。

日本の鉱山資源

日本は、かつて鉱産資源の種類が豊富で、1960年ころまでは中心的なエネルギー源たったので石炭は大部分を自給し、鉄鉱石も3分の1ほどを自給していました。しかし、現在では、石灰石をのぞく鉱山資源のほとんどを輸入にたよっています。

石油危機以後は、石油への依存度は下がりましたが、それでも一次エネルギーのうちで石油のしめる割合は、先進工業国の中できわめて高いです。また、日本はエネルギー資源の輸入依存度が高いだけでなく、石油の輸入量の約80%が政治的に不安定な西アジア諸国からであり、西アジアへの依存度が高いことも問題となっています。

日本の電力

  • 水力発電…1950年頃までは電力の中心。
  • 火力発電…化石燃料を燃焼。温暖効果ガスを排出。
  • 原子力発電…福島第一原子力発電所の事故を受け、エネルギー政策見直しが行われている。
  • 資源の活用と環境の配慮…再生可能なエネルギーを活用しリサイクルを積極的に行う。

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