中学地理「雨温図の対策問題」です。中学地理で重要なテーマのひとつである「雨温図」と「気候帯」。これらは、世界各地の気候の特徴を理解するための鍵となるだけでなく、テストでも頻出の分野である。雨温図の読み取り方を覚えたり、気候帯の特徴を把握したりすることで、地理の成績アップにつながるだろう。
たとえば、サバナ気候とステップ気候の違いは?日本は何気候に属している?こうした疑問に答えられるようになれば、自信を持って問題に取り組めるようになる。
この記事では、雨温図や気候帯に関する対策問題を用意した。わかりやすい解説付きなので、基礎から応用までしっかり学ぶことができる。テスト対策だけでなく、世界の地理への興味を深めるためにも、ぜひ挑戦してみよう!
雨温図の対策問題
次の問いに答えなさい。
(1)地図中の8つの各都市の雨温図を下記から選び記号で答えなさい。
<地図>
<雨温図>
(2)イカルイトは何という気候帯にありますか。
(3)イルクーツクは何という気候帯にありますか。
(4)トンブクトゥは何という気候帯にありますか。
(5)ローマは何という気候帯にありますか。
(6)ナディは何という気候帯にありますか。
(7)バンコクの気候の特色は何ですか。降水量に着目して答えなさい。
雨温図の対策問題の解答
(1)
イルクーツク:A
バンコク:B
イカルイト:C
クスコ:D
ローマ:E
ナディ:F
トンブクトゥ:H
東京:G
・イルクーツク(ロシア)…冷帯の気候。冬は非常に寒く、長く厳しいが、夏は短く暖かい。
・バンコク(タイ)…熱帯の気候。一年中暑く、雨季と乾季がある。雨季はスコールが多い。
・イカルイト(カナダ)…寒帯の気候。一年中寒冷で、夏でも気温が低い。雪や氷に覆われる期間が長い。
・クスコ(ペルー)…高山気候。標高が高いため涼しく、昼夜の気温差が大きい。
・ローマ(イタリア)…温帯の地中海性気候。夏は乾燥して暑く、冬は雨が多いが温暖。
・ナディ(フィジー)…熱帯の気候。一年中暖かく、雨季と乾季がある。湿度が高い。
・トンブクトゥ(マリ)…乾燥帯の気候。雨が非常に少なく、砂漠地帯で暑さが厳しい。
・東京(日本)…温帯の気候。四季がはっきりしており、夏は暑く湿度が高いが、冬は比較的寒く乾燥する。
・バンコク(タイ)…熱帯の気候。一年中暑く、雨季と乾季がある。雨季はスコールが多い。
・イカルイト(カナダ)…寒帯の気候。一年中寒冷で、夏でも気温が低い。雪や氷に覆われる期間が長い。
・クスコ(ペルー)…高山気候。標高が高いため涼しく、昼夜の気温差が大きい。
・ローマ(イタリア)…温帯の地中海性気候。夏は乾燥して暑く、冬は雨が多いが温暖。
・ナディ(フィジー)…熱帯の気候。一年中暖かく、雨季と乾季がある。湿度が高い。
・トンブクトゥ(マリ)…乾燥帯の気候。雨が非常に少なく、砂漠地帯で暑さが厳しい。
・東京(日本)…温帯の気候。四季がはっきりしており、夏は暑く湿度が高いが、冬は比較的寒く乾燥する。
(2)寒帯
一年中寒く、夏でも気温が低い地域。主に北極や南極周辺にあり、植物がほとんど育たないツンドラや、氷に覆われた氷雪地帯がある。
(3)冷帯
冬は非常に寒く、夏は比較的暖かい地域。主にロシアやカナダの森林地帯が該当し、タイガと呼ばれる広大な針葉樹林が広がっている。
(4)乾燥帯
一年を通して雨が少ない地域。砂漠やステップ(草原)があり、アフリカのサハラ砂漠や中央アジアの草原地帯が代表例である。
(5)温帯
四季がはっきりしていて、過ごしやすい気候の地域。日本、ヨーロッパ、アメリカの一部が含まれ、農業が盛んな地域も多い。
(6)熱帯
一年中暑く、雨が多い地域。東南アジアやアマゾン川流域などが該当し、ジャングルや熱帯雨林が広がっている。
(7)雨季と乾季がある。
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