中学地理のインドについてのまとめです。インドは、大部分がヒンドゥ教であり、急速に情報技術産業が発達している国で、世界への影響力を高めています。それでは、中学地理のインドについてみていきましょう。
インド
インドの大部分がヒンドゥー教です。ヒンズー教徒が多い。農業国だが、生産性は低く、コンピュータ産業が発展。カーストによる差別や貧困が課題。鉱工業においては、鉱産資源が豊富。BRICsの一員であり、最先端産業や情報技術(IT)産業が急速に発展。
- 気候…大部分が熱帯で雨季と乾季があり、季節風の影響を強く受ける。
- 人口…約14億人で世界第2位。人口増加率が高い。
- 宗教…インドはヒンドゥー教徒が大部分を占める。カースト制が社会生活に大きな影響を与えている。
- 農業…降水量が多いヒンドスタン平野、ガンジス川流域は稲作。降水量が比較的少ないインダス川流域は小麦栽培が盛ん。
- 鉱工業…鉱産資源が豊富。BRICsの一員であり、最先端産業や情報技術(IT)産業が急速に発展。
インドの人口
インドは人口急増地域であり、家族計画の普及、国民所得向上による出生率の低下、初等教育の普及(識字率の向上)などを対策。一方で、EU諸国や日本は、人口停滞地域で高齢化社会となっている。
インドの気候
気候は、南部の熱帯と北部の温帯が中心だが、西部の乾燥帯、ヒマラヤ山脈周辺の高山気候までさまざまである。インド周辺は、古代から各地の王朝が争った地域である。
インドの食生活
主食は、麦(ヨーロッパ・インド)・雑穀(アフリカ大陸・アジア北部)・米(東・東南アジア)・イモ類(オセアニアの島々・南アメリカ)に分類。ヒンズー教徒の牛肉、イスラム教の豚肉は、食物禁忌(タブー)。
以上が、中学地理「インド」ポイントまとめです。
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