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中学公民「現代社会と私たちのポイントまとめ」

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中学公民「わたしたちの生活と現代社会のポイントまとめ」です。

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わたしたちの生活と現代社会

グローバル化・情報化・少子高齢化についてまとめています。最後には、練習問題もあるので、しっかり解けるようになっておきましょう。

グローバル化社会

世界が一体化すること。交通・通信技術の発達や国際的な取り決めの結果、人、商品、お金、情報などが国境を越えてさかんに移動するようになった。

  • 国際競争…国内の国内産の商品と輸入品との間や、異なる国民からの輸入品通どうしで価格などをめぐる競争が進む。
  • 国際分業…それぞれの国や地域が競争力のある産業に力を入れ、競争力のないものは輸入する。
  • 多文化社会…多様な文化を持った人々が共生する社会。

情報化社会

新聞・テレビ・ラジオ、さらにインターネットや携帯電話などのメディアを通じて、さまざまな情報を入手し、それを生活の上で役立てている。情報通信技術の発達によって、世界中からさまざまな情報を入手し、また自ら発信できるようになっている。

このように大量の情報が生産され、その利用が大きな役割を果たしている社会を情報社会(IT社会,ICT社会)という。

情報化と社会の変化
情報化は社会に大きな変化をもたらしている。光ファイバーによる大量・高速の伝達など、情報通信技術の進歩は、私たちの生活に大きな影響・変化を及ぼしている。インターネットによる情報は瞬時に世界中に広がり、ときには国の政治に影響をあたえるまでになっている。

<身近な例>

  • インターネットで買い物ができるオンライン・ショッピングの普及
  • オンラインでのテレビ会議
  • SNSでの拡散

このように現在の生活に情報はなくてはならないものとなっており、私たちの生活は情報に支えられていると言い換えることもできる。

情報社会の課題
情報社会では、自分に必要な情報を取捨選択して判断し、活用する力が求められている。この情報を読み解く力を情報リテラシーとよんでいる。また、情報が容易に入手できるということは,自分の情報も知らないうちにインターネットなどを通じて流出する恐れがあるということでもあり、個人情報の管理には十分な注意が必要である。また情報を発信するときは、他人のプライバシーを得た上で誤った情報を流すことのないように、情報モラルを身につける必要がある。

デジタル・デバイド
情報社会の広がりとともに、情報通信を利用できる人とできない人との間に得られる情報に差が生じる現象が生じてきている。このような格差をデジタル・デバイド(情報格差)というが、こうしたことの解消も今後の課題である。

少子高齢化社会

日本では、一人の女性が産む子どもの数が少なくなり、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が増えている。このように、子どもの数がへり、高齢者の数が増えることを少子高齢化という。

少子化と高齢化の進展
出生率は低下し、平均寿命はのびている。一人の女性が一生のうちに産む子どもの平均人数を出生率(合計特殊出生率)というが、その割合は年々低下している。

<背景>

  • 結婚年齢が高くなってきたこと
  • 働く女性が増えて子育てと仕事の両立がむずかしいこと

などがあげられる。いっぽう、医療の進歩や食生活の充実などで平均寿命はのび、日本は世界でも有数の長寿社会となっている。

少子高齢化の影響と対策
少子高齢化は、労働力人口の減少も意味している。その結果、少ない労働力人口で、年金を受給し介護保険などの給付をうける高齢者の生活を支えていかなければならず、社会保障費用の財源が不足し、国民一人あたりの経済的負担が重くなるなどの影響が出てくる。

高齢者が安心して生活できる社会、そして安心して子どもを産み、育てられる社会のため、国は社会保障制度の整備を進めるとともに、少子化社会対策基本法などを制定して、高齢社会対策を進めている。また、企業も働きやすい環境づくりのために保育所を設けるなど、少子化対策 にさまざまな努力を行っている。

人口減少社会

2010年に行われた国勢調査によると、高齢者の割合は23.0%と世界最高水準にあり、これに対して15歳未満の人口は13.2%で、少子高齢化が加速している。また総人口も減少に転じ、日本は本格的な人口減少社会に入っている。

伝統文化

文化は、豊かな生活のために大きな役割を果たしている。文化は、教養・行動の仕方や価値観、物などの総称。代表的な文化として、科学・宗教・芸術がある。その中でも、伝統文化は、長い歴史の中で培われ人々に受けづかれた文化のこと。

■ 伝統文化の種類

  • 専門家が担う文化…能・歌舞伎・茶道・華道など。
  • 生活文化…衣食住・年中行事・冠婚葬祭など。
  • 文化財…有形文化財・無形文化財・民俗文化財・記念物など。文化財保護法などで伝統文化を保存している。

日本文化の多様性として、琉球文化とアイヌ文化の独特の文化、日本中の外国文化など多様な文化が存在する。また、文化の継承と創造伝統文化を継承するために多様な文化を尊重し、新しい文化を創造することも大切です。

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