中学歴史「鎌倉時代に関する一問一答」です。
鎌倉時代の一問一答
次の問いに答えよ。ただし、( )には適語を入れよ。
1.( )は、鎌倉幕府が国ごとに置いた役職である。
2.承久の乱では、( )が幕府を倒そうとしたが失敗に終わった。
3.執権の北条泰時が制定した、( )は、裁判の貴人を定めた最初の武家法である。
4.2度にわたる元寇のときの執権は、( )であった。
5.鎌倉時代に始まった新しい仏教のうち、浄土真宗を始めたのは、( )である。
6.琵琶法師が語り伝えた「平家物語」のジャンルは、( )の1つである。
7.源氏の将軍が途絶えたのち、北条氏が独占して政治の実権を握った役職を何というか。
8.法然が開いた新しい仏教を何というか。
9.鎌倉幕府とともに置かれた荘園や公領において、年貢や徴収や土地の管理などの職務にあたった役職は何か。
10.将軍が武士に、先祖伝来の領地を保証したり、新たに領地を与えたり、守護や地頭に任命したりしたことを何というか。
11.将軍と主従関係を結んだ武士のことを何というか。
12.承久の乱のあとに、幕府が朝廷の監視と西国の武士の統制のために京都においた機関を何というか。
13.1274年(文永の役)と1281年(弘安の役)の2度にわたり、元の大軍が北九州に襲来してきた出来事を何というか。
14.後鳥羽上皇の命により、藤原定家らが編集した和歌集を何というか。
15.東大寺南大門にある運慶・快慶作の彫刻を何というか。
鎌倉時代の一問一答解答
1.守護
国ごとにおこれ、軍事・警察やその国の御家人を統率する役目。
2.後鳥羽上皇
京都の朝廷で、鎌倉幕府に不満をもち、幕府を倒そうとした。
3.御成敗式目
北条泰時が、1232年に、武士が最初につくった法律。
4.北条時宗
5.親鸞
法然の弟子で阿弥陀仏の救いを信じるだけでよいと考えた。
6.軍紀物
武士の活躍を簡潔で力強い文章を描いた。
7.執権
8.浄土宗
9.地頭
10.御恩
11.御家人
12.六波羅探題
13.元寇
14.新古今和歌集
15.金剛力士像
運慶・快慶らのすぐれた彫刻家によるもの。
復習しておこう!
鎌倉時代(1185年~1333年)は、源頼朝が鎌倉幕府を開いたことで始まります。武士が政治の中心となり、封建制度が確立しました。頼朝の死後、執権北条氏が実権を握り、幕府を支配しました。鎌倉時代には、元寇(1274年と1281年)というモンゴル帝国の侵攻を受けましたが、これを撃退しました。また、禅宗や浄土宗などの新しい仏教宗派が広まり、文化や思想に影響を与えました。この時代は武士道精神が形成され、日本の中世社会の基盤が築かれました。
鎌倉時代(1185年~1333年)は、源頼朝が鎌倉幕府を開いたことで始まります。武士が政治の中心となり、封建制度が確立しました。頼朝の死後、執権北条氏が実権を握り、幕府を支配しました。鎌倉時代には、元寇(1274年と1281年)というモンゴル帝国の侵攻を受けましたが、これを撃退しました。また、禅宗や浄土宗などの新しい仏教宗派が広まり、文化や思想に影響を与えました。この時代は武士道精神が形成され、日本の中世社会の基盤が築かれました。
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