中学社会「歴史の重要語句一覧」絶対暗記!です。
歴史の重要語句一覧(高校入試対策社会)
始皇帝
紀元前3世紀に中国を統一(秦を統一)して、万里の長城を築いた人物。その後の、漢は「シルクロード(絹の道)」を通じた西方との交流。
魏
3世紀に邪馬台国の女王卑弥呼が使いを送った中国の国名。金印と「親魏倭王」の称号などが授けられる。
大化の改新
645年、中大兄皇子は、中臣鎌足らとはかり蘇我氏を倒した。そして、政治の改革に取りかかり、唐の制度を取り入れた政治の改革。
調
律令にもとづく政治が行われたころ、絹など地方の特産物を納めた税。
租は、収穫量の約3%の稲
庸は、成年男子にかかる布(労役の代わり)
雑徭は、成年男子にかかる。国司のもとでの1年60日以内の労働
防人
律令にもとづく政治が行われたころ、北九州の守りについた兵士
鑑真
奈良時代にいく度も遭難し、盲目になりながらも日本に渡った僧。日本に仏教の戒律を伝えた。
摂関政治
11世紀の前半にもっとも栄えた藤原氏が皇室との親戚関係を強めて行った貴族政治。自分の娘を天皇きさきにして、その子を次の天皇とし、天皇が幼いときに摂政、成長後は関白として政治の実権を握る。
平泉
後三年の役のあと奥州の藤原氏が本拠地とし、中尊寺金色堂などをたてた場所
御成敗式目〔貞永式目〕
執権北条泰時が1232年、鎌倉幕府の支配を固めるために定めた51か条からなる法律。執権は、将軍の補佐役。頼朝の死後、北条氏が独占。
(永仁の) 徳政令
元寇で出費が増えるなど生活に苦しむ御家人を救うため、1297年に鎌倉幕府が出した法令
分国法
戦国大名が出した領国支配のための法令
南蛮人
戦国時代に日本にやってきたスペインやポルトガルの人々。南蛮貿易では、中国産の生糸や絹織物、東南アジアの香辛料(こしょうなど)、ヨーロッパの鉄砲・火薬・毛織物・時計・ガラス器などが輸入され、銀や刀剣・漆器などが輸出された。
千利休
豊臣秀吉が全国統一をなしとげたころ、大名や商人の間に広まった茶の湯を茶道として大成した人物
朱印船貿易
徳川家康が東南アジアの各地に貿易船を出す大名や大商人に許可を与えて行わせた貿易
(李氏)朝鮮
わが国は、江戸時代に対馬の宗氏の仲立ちによってこの国との国交を回復し、その後、幕府の将軍が代わるごとにこの国の使節団が江戸を訪れるようになった国
元禄文化
17世紀末から18世紀のはじめにかけて、上方の商業の発達を背景として町人を中心に栄えた。現実的で人間味の豊かな文化。朱子学は、儒学の1つで、身分の上下を重視する考え方。五代将軍徳川綱吉が幕府の学問とした。また、松尾芭蕉は、俳諧を芸術にまで高め、「奥の細道」を表す。
井原西鶴
江戸時代の文化で、浮世草子と呼ばれる小説に町人の生き方をありのままに描いた大阪の町人
大塩平八郎
天保の大ききんを背景に、貧しい人々に呼びかけて大阪で乱をおこしたもと大阪町奉行所の役人
中江兆民
明治時代のはじめ、ルソーの「社会契約論」を翻訳し人民主権の考え方をわが国に紹介した人物
自由民権運動
政府に対する民撰議院設立建白書の提出をきっかけに、国民の権利や議会政治の実現を求める運動
ロシア
下関条約に対して日本への三国干渉がおこったが三国のうち中心となった国。三国干渉を掘り下げると、ロシア・ドイツ・フランスが日本が下関条約で獲得した遼東半島を清に返還するように勧告し、日本は要求に従った。清が衰え、日本や欧米諸国に分割された。
田中正造
明治時代の後半に公害を国会で取り上げ、農民らの代表として被害者の救済などの請願活動を行った人物
サラエボ
1914年6月に、第一次世界大戦のきっかけとなる事件がおき、また1992年4月に民族的・宗教的対立から武力衝突がおこった都市
ウィルソン
バリ講和会議で、国際連盟の設立を提案したアメリカ合衆国の大統領。1919年のパリ講和会議では、ベルサイユ条約が結ばれた。第一次世界大戦の講和条約。ドイツは巨額の賠償金や領土縮小などを課せられた。
五・四運動
パリ講和会議の動きに対する不満をきっかけとして、1919年に中国でおこった帝国主義などへの大規模な反対運動。ちなみに、三・一独立運動は、朝鮮で1919年に起こった、日本から独立を求める運動。日本は武力による支配を弱める。
教育基本法
1947年に日本国憲法の精神にもとづき、軍国主 義の教育を改め、民主的な教育の根本原則を明らかにした法律
冷戦(冷たい戦争)
第二次世界大戦後、アメリカを中心とする勢力とソ連を中心とする勢力の間にはげしい対立がおこった。この対立は戦火をまじえない戦争という意味。
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