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中学国語「漢詩のきまり」完全ガイド|絶句・律詩の特徴と覚え方

中学国語「漢詩のきまり」完全ガイド 中学国語
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中学国語で学ぶ漢詩は、絶句や律詩など、決まった形式やルールがあります。「五言絶句」「七言律詩」といった言葉を聞いたことがあるけれど、違いがよくわからないという人も多いのではないでしょうか。本記事では、漢詩の基本的なきまりをわかりやすく整理し、絶句と律詩の特徴や覚え方のポイントをまとめています。定期テストや入試対策にも役立つ内容です。

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中学国語で押さえたい漢詩の決まり

漢詩は中国で生まれた定型詩で、絶句や律詩といったきまりがあります。中学国語の学習では、形式や行数、字数、構成の違いを理解することが定期テストや入試対策に非常に重要です。漢詩の基本的な決まりを絶句と律詩の特徴や構成、漢詩特有の言い回しまで詳しく解説します。

絶句とは?中学国語で覚える四行詩の特徴

絶句は、四行からなる短い詩の形式です。中学国語では「五言絶句」と「七言絶句」の二つを押さえておく必要があります。

  • 五言絶句:一句一行が五字、四行で構成される短詩。
  • 七言絶句:一句一行が七字、四行で構成される短詩。

絶句の基本構成(起承転結)

絶句は四行詩ですが、それぞれの行には意味の役割があります。内容を理解するには「起承転結」の構成を押さえておくことがポイントです。

  • 起句:第一句。詩の内容をうたい始める部分。
  • 承句:第二句。起句の内容を受けて発展させる部分。
  • 転句:第三句。前二句の内容を別の角度や展開に転じる部分。
  • 結句:第四句。詩全体をまとめ、主題や情景をしめくくる部分。

律詩とは?八行で構成される漢詩のルール

律詩は絶句よりも長い八行の詩で、漢詩の中でより表現の幅が広い形式です。中学国語では、五言律詩と七言律詩の違いを理解することが大切です。

  • 五言律詩:一句一行が五字、八行で構成される詩。
  • 七言律詩:一句一行が七字、八行で構成される詩。

律詩でも絶句と同様に、特に結句に注目することが大切です。結句は全体の主題を締めくくり、詩の意味を深める役割を持っています。

漢詩でよく使われる特有の言い回し

漢詩には現代語とは異なる表現が多く登場します。これらの言い回しを覚えると、意味の理解がぐっと楽になります。

  • 曰く…「言うには」という意味
  • なかれ…「いけない」という禁止の意味
  • 能はず…「できない」という意味
  • ごとし…「まるで~のようだ」という比喩表現
  • …「ことがあろうか(いや~だ)」という疑問表現

これらの表現を覚えることで、漢詩の読解力が向上し、定期テストや入試問題での正答率アップにもつながります。

まとめ:中学国語で漢詩を覚えるコツ

漢詩は形式や字数、構成を理解することが学習の基本です。絶句は四行、律詩は八行という行数の違いを意識し、起承転結や結句の役割を押さえましょう。また、漢詩特有の言い回しを覚えることで、文章全体の意味がより正確に理解できます。定期テストや入試でも役立つ知識ですので、繰り返し学習して身につけましょう。

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有名な漢詩を知る

秋思 (著)張籍

左から右へ読む

洛 陽 城 裏 見 秋 風
欲 作 家 書 意 万 重
復 恐 怱 怱 説 不 尽
行 人 臨 発 又 開 封

<和訳>
洛陽城の裏に秋風を見た
家に出す手紙を書きたいという思いが幾重にも重なる
あわただしく書いたので思いが書き尽くせたかどうか心配になり
使いの人が出発する間際になってまた封を開いた

春暁 (著)孟浩然

左から右へ読む

春 眠 不 覚 暁
処 処 聞 啼 鳥
夜 来 風 雨 声
花 落 知 多 少

<和訳>
春の眠りの心地よさに夜の明けるのにも気がつかずにうとうとしていると
あちこちに鳥の鳴き声が聞こえる
昨夜は雨風の音がしていたけれど
花はどれほど散ったのだろう

春望 (著)杜甫

左から右へ読む

国 破 山 河 在
城 春 草 木 深
感 時 花 濺 涙
恨 別 鳥 驚 心
烽 火 連 三 月
家 書 抵 万 金
白 頭 掻 更 短
渾 欲 不 勝 簪

<和訳>
戦争で国が破壊されても、山河は昔のままである
都城に春がやってきて草木が深く生い茂った
戦乱のことを思えば花を見ても涙が落ち
家族との別れを悲しんでは鳥の声にも心が痛む
戦乱ののろし火は三か月の間ずっと続き
家族からの手紙は万金に値する
白髪頭を掻けばさらに髪は短くなっていて
全く冠をとめるかんざしもさせなくなりそうだ

以上が、中学国語の「漢詩のきまり(種類・形式など)」のまとめとなります。

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